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年末特番が終われば、そのままお正月特番へ突入。この時ばかりは頻ぱんにテレビを視聴するという人も多いことでしょう。
さて、大晦日に『紅白歌合戦』『絶対に笑ってはいけない』などを見終えたあとの深夜0:30ごろ、日本テレビにチャンネルを合わせるとやっている恒例の番組といえば、ご存じ『新春おもしろ荘』です。ナインティナインや出川哲朗が見守る傍らで、無名芸人たちが自慢のネタをハイテンションで披露する……。元日のお祭りムードをどこよりも早く体感できるこの番組は、これまでに何組もの売れっ子芸人を輩出したことでも知られています。ということで、正月の『おもしろ荘』をきっかけにブレイクしたお笑い芸人を振り返っていきましょう。
2008年 オードリー
「『おもしろ荘』に出演すれば売れる」という定説が語られるようになったのは、2007年に『ぐるナイ』のレギュラー放送回に出演した小島よしおと、2008年元日放送回に出演したオードリーが相次いでブレイクしたことに端を発します。
この年の正月、オードリーは、はじめてテレビの生放送で漫才を披露。緊張しながらも普段通りの実力を発揮して、会場は笑いの渦に。ネタ終了後、ナイナイの矢部からは「オードリー、やったね」と声をかけられ、共演していたはなわからも「お前ら、街に出たら大変なことになるぞ!」と大絶賛されたといいます。その言葉を信じて、実際オードリーの2人は日テレから明治神宮へ直行し、参拝客でごった返す中を4往復くらいしたのだとか。しかし、誰にも気づかれずにおでんを食べて帰ったといいます。