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実写化される漫画「I”s(アイズ)」を振り返る 小中学生を興奮させた美少女キャラ


週刊「少年ジャンプ」で1997年から2000年まで連載された、桂正和による漫画の実写ドラマ『I”s(アイズ)』が2018年にBSスカパー!で放送されます。連載当時、作品に触れていた読者たちにとって、ヒロイン・伊織ちゃんは憧れの存在。誰が演じるのかキャストがまだ発表されていないので、待ちきれないファンたちが妄想を繰り広げています。

「BSスカパー!」で実写ドラマ化される『I”s』


主人公・瀬戸一貴役を岡山天音が演じます。ほかのキャストは、一貴の悪友で良き恋愛の相談相手・寺谷靖雅役に伊島空、一貴のクラスメイトで時に恋路を邪魔する木田茂吉役に冨田佳輔さん、クラス担任で生徒たちからは「ヒゲミちゃん」の愛称で親しまれている教師・花園広巳役に宇梶剛士さんなど。

ネットでは、2017年の映画『君の膵臓をたべたい』でヒロインを演じた17歳の浜辺美波さんを推す声もあるようですが、一方で、「伊織ちゃんを再現できる人なんてこの世にいない」「伊織ちゃんはCGで再現するしかない」など、実写化そのものが難しいなんて声も。

妄想を掻き立てる美少女キャラの宝庫だった


議論が巻き起こるのは、『I”s』が多くの人にとって特別な作品である証拠。かくいう筆者も、小学生時代に『週刊少年ジャンプ』で同作を1話から最終話まで見届けた“I”s・直撃世代”。予備知識のある人たちには、改めて事細かに説明するまでもないかと思いますが、『I”s』は当時のジャンプ読者の少年たちにとって、「性の教科書」的な存在でもありました。

どこにでもいる高校2年生の主人公・一貴の目線で展開されるストーリーは、男の理想を濃縮還元したかのような魅力的な美少女キャラのオンパレードでした。一貴が想いを寄せる同級生でタレントの卵のヒロイン・伊織ちゃん、一貴に淡い恋心を抱く活発な幼馴染・いつきちゃん、夏の海辺で知り合い、積極的にひと夏のアバンチュールを仕掛けてくる泉ちゃん、伊織ちゃんにクリソツで、一貴の住んでいるアパートの隣人・あいこちゃんなどなど…。大人になって改めて読み返してみると、ご都合主義の連続で「ガキの頃だったとはいえ、こんなベタな恋愛モノに興奮してたのか…」と驚かされます。

しかし、性についても、女性についても、無知だった小学生たちにとって、『I”s』は紛れもないバイブル。高校生になったら、こんな可愛い女の子とチョメチョメできるのか…と、来るべき進学に希望を抱かせてくれたものです。もちろん筆者含め、多くの男性読者諸氏がそんな夢のような青春を送れずに陰キャラとして学生時代を消化して年を取り、こじらせ系のオジサンになっていったのですが…。

『I”s』を愛読していることがバレたら、バカにされたあの頃…


そんな『I”s』ですが、当時ジャンプを愛読していた筆者を含む子供たちの間では、読んでいることを公にしにくい空気がありました。もしも、学校の友達に『I”s』を毎週欠かさず追いかけていることを知られようものなら「お前、『I”s』なんて読んでんのかよ!エッロー!」と、学校のトイレでウ○コをしているとバカにされるのと同様に、当たり前の生理現象であるにもかかわらず囃し立てられ、仲間内で村八分的扱いを受けたものです。絶対、みんな影でこっそり読んでいたのにも関わらず…。

しかし、ウブだった子供時代も今は昔。今やすっかり大人になって、女性に過剰な幻想を抱かなくなった代わりに、何のためらいもなく下卑た下ネタを酒のつまみに仲間内で語り合えるほどには性に対して寛容になりました。20年の時を経て『I”s』がどんなふうに映像化するのか、そして、かつての偶像・伊織ちゃんをどんな姿で具現化するのか…直撃世代の一人として、ドラマ版の放送を楽しみに待ちたいところです。

(こじへい)

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