全焼一軒家「写真素材」を売ります 漫画家の取り組みに応援の声

火事で全焼した実家を撮影した画像を、写真素材としてダウンロード販売する漫画家が現れた。「1週間以上前に実家が全焼しちゃいました(笑)」とTwitterで報告したのは津吹賢さん。ファンや漫画家仲間に衝撃を与えるともに、応援の声も多数あがっている。

焼け跡写真のダウンロード販売に驚き


話題になったのは5月27日のツイートだ。津吹さんは焼ける前の家の写真を添えて、「先日実家が全焼しちゃったのですが、折角なので資料写真を撮ってきました! こちらのbooth様からダウンロード販売中です(150枚)貴重な内観写真が沢山ありますので是非是非ダウンロードして下さいませ」と呼びかけた。



実際にショップ作成サービス「BOOTH」のサイト内には、「全焼一軒家@内観撮影メイン150枚(外観ビフォーアフターあり)」という素材画像集が。真っ黒に焼け焦げたトイレや浴室、ボロボロになった階段など、合計150枚の写真が300円で出品されている。

実家全焼という不運に見舞われてもただでは起きない姿勢に、SNSなどでは「なんて前向きなんだ!」「このポジティブさは素直に見習いたい」「資料写真として販売するという機転がすごい」「これはいい取り組みだと思う」「クリエイターでもなんでもないけど、カンパとして買いたい」と評価されている。

その他、「資料としてガチで使えそうな写真ばかり」「行動もすごいけど、資料として本当に貴重だから是非購入したい」「300円ってかなり安いな」「ありがたく使わせてもらいます」といった声も。津吹さんの実家の写真は、様々なクリエイターに重宝されそうだ。

自宅の庭が燃えた漫画家も!?


今年は『あいまいみー』でお馴染みのちょぼらうにょぽみさんも、自宅の庭で火事が起こったことを漫画で告知。後日Twitterで「嘘だと思われたら嫌だったので、後ろの木が焼けちゃったり、チェーンソーで木を切った写真をちゃんと撮っておきました」と、懸命な消火活動の痕跡を写真で公開していた。



この一件にもファンからは「あの漫画本当の話だったのかよ…」「先生がご無事で何よりです」「庭の火事をそのままギャグテイストの漫画にしちゃうのはさすが」「ちょぼらう先生のたくましさがすごい」といった声が続出。多くの人々を驚かせている。
編集部おすすめ