
▲「メロンパンサイダー」240ml/オープン価格
6月2日より発売開始
6月2日より発売開始
初夏の風がさわやかに吹く今日この頃。サイダー・ラムネが一段と恋しくなる季節は目の前だ。
各社から新商品が登場する中、もっとも話題を集めそうな“大本命サイダー”を紹介したい。
その名も「メロンパンサイダー」!
いいえ、「メロンサイダー」ではありません。メロンパンの風味が詰まった「メロンパンサイダー」なんです!
なぜサイダーでメロンパンを再現しようとしたのか?
ふんわりとしたメロンパンのイラストがひときわ目を引くデザイン。
製造元は、“炭酸飲料界のエンターテイナー”木村飲料さん(静岡県島田市)。
これまでにも、「桜えびサイダー」 「たくあんコーラ」 などなど、斬新すぎる炭酸飲料を数多く生み出してきているが、今回も意表を突いた新機軸。
例によって、なぜこの商品が誕生したのかを木村社長に聞いてみた。

「木村飲料のモットーは『飲料に楽しさを!』。飲料を通して美味しさはもちろん、楽しさ、面白さを伝えることができたら、と社員一同が常に考えています。今回のきっかけは、社員がメロンパンを食べている姿を営業部長がたまたま見かけた時。誰もが愛するメロンパンは、サイダーにしても人気者になるのは確実! 皆さまにワクワクをお届けできるはずだと、早速開発に取り組みました」(木村飲料 代表取締役社長 木村英文さん)
発想の原点は身近なところにあった模様。すぐに開発が始まってしまうフットワークの軽さこそ、木村飲料の真骨頂である。
確かに、今までにない「パン」というジャンルとのコラボは斬新。ただし、その味の再現は一筋縄ではいかなったという。
「本物のメロンパンを食べ比べ、その味を頼りに試作・試飲を繰り返しました。しかし、出来上がる商品は確かにメロンパンの味ですが、何かが足りませんでした。そこでメロン風味を加え『メロン味のメロンパン』を追求してみたところ、やっと『メロンパン風味』が完成しました」(木村さん)
実飲してみたらメロンサイダーとは別物だった
苦心の末、たどり着いたメロンパンの風味。どこまで近づいたか気になるところ。早速、実飲してみよう!
色はメロンの果汁チック。
フタを開けると、ん~いい香り! バターの風味香るメロンパンのような…。

ゴクリとひと口。
ファーストインプレッションは、あ、あま~~~い♪
シュワシュワと弾ける炭酸のおかげか、豊かな香りで後口スッキリ。
いわゆる「メロンサイダー」とは確実に別物。確かにメロンパン寄りな味わいだ。
何となくバターの風味が鼻に抜けるような感じも。

そこで、本物のメロンパンと合わせてみた。
手軽さも踏まえて、セブンイレブンの「さっくり食感!メロンパン」。
ふんわり甘い香りと味。これぞ王道のメロンパンである。

食べながら飲むと……。
うん! イケる!
本物のメロンパンの方がはるかに甘い。その甘さをサイダーで流し込むのがたまらない。
メロンパンのふくよかな香りが倍増されて口いっぱいに広がる感じ。この組み合わせ、ある意味贅沢かも!?
メロンパンを食べながら「メロンパンサイダー」飲んでみた
これだけ、メロンパンの風味が感じられるのならば、「メロンパンサイダー」を飲みながら、食パンを食べればメロンパンの味がするのでは……?
一応、試してみた。

食パンをかじって「メロンパンサイダー」を飲むと……ただの食パンがメロンパンに早変わり……!?
ならばと、食パンを浸してみると……。

本気でメロンパンっぽいかも! っていうか、メロンパンの定義がよくわからなくなってきたが、こっちの方が「メロンパンサイダー」がより楽しめる食べ方な気がする。

とりあえず、笑顔になるほどには美味しいです!
ん? 待てよ。ってことは、ラスクの方がより再現度高くなるかも!?

(バーグマン田形)
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