大島優子の過去から現在、留学の理由や恋愛事情まとめ
画像は大島優子Official Club Siteのスクリーンショット

子役から、アイドルグループAKB48の中心メンバー、卒業後は女優として飛躍してきた大島優子。2017年に突如、語学留学のためアメリカへ渡航し、ファンを驚かせたのも記憶に新しい。これまでどのような道を歩んできたのか、今後どうしていくのか、大島優子の歩んできた道を振り返る。


大島優子のプロフィール


大島優子の過去から現在、留学の理由や恋愛事情まとめ
画像は太田プロダクション公式サイトのスクリーンショット

元AKB48というアイドル色から、徐々に女優としての色が出てきた大島優子。基本のプロフィールと過去の活動について振り返ってみよう。

生年月日と出身地

大島優子(おおしまゆうこ)
女優・元アイドル(AKB48)
生年月日:1988年10月17日
出身地:栃木県
所属:太田プロダクション

子役からAKB48 のメンバーになるまで


AKB48で注目を集めた大島優子だが、実は意外にも芸歴は長い。7歳のころ母の勧めで芸能界入りし、子役としてドラマや映画などにも出演していた。桃井かおり主演の映画にも子役時代出演したことがある。当時、小学生の幼いながらも演技力には定評があった。

しかし、時は残酷なもので次第にドラマや映画などへの露出は減っていく。芸能界での道をあきらめかけていたときに出合ったのが、後に活躍するAKB48のオーディションだったそうだ。これがラストチャンスと決めていたそうだが、見事合格。役者からアイドルへと転身して、AKB全盛期ともいわれる時代で立役者の1人として活躍していくことになる。

AKB48総選挙では2度女王に

大島優子の過去から現在、留学の理由や恋愛事情まとめ
画像出典:Amazon.co.jp「ミニマムAKB48 大島優子

AKB48といえば、AKB48選抜総選挙が毎年の話題を集めている。AKB48のシングルで歌うメンバーをファンが投票して決めるというもので、1位に選ばれた人物がPVなどのセンターを務めることになる。今では恒例イベントとなり、テレビ番組でも大きく取り上げられるようになった。

大島は、過去の選抜総選挙で2度女王に輝いている。第2回、第4回と1位を獲得したが、圧倒的エースといわれた前田敦子を抑え、初の1位を獲得した第2回のすがすがしいまでの笑顔は印象に残っている人もいるだろう。1位獲得によって、大島がセンターを務めた「ヘビーローテーション」は今でもAKB48の代表作の1つとして数えられている。


大島優子、AKB48卒業後も女優として活動



エース前田敦子とセンターを争ったり、AKB48の「神7」として活躍したり、アイドルとして注目された大島優子も、2014年6月9日の卒業公演を持ってAKB48を卒業した。卒業後は、女優の道を本格的に歩み始める。大島の卒業後について振り返ってみよう。

AKB48卒業後も連続ドラマなどに出演

AKB48在籍中も、映画『テケテケ』、映画『闇金 ウシジマくん』、劇場版『SPEC~結~漸ノ篇、爻ノ篇』など、主演やヒロイン、重要な役どころを演じていた大島優子は、卒業後も引き続き女優として活躍している。子役からの積み重ねで定評のあった演技力も女優業に生きたのだろう。

卒業後は以下のような作品に出演して注目された。
映画『紙の月』(2014年)
ドラマ『銭の戦争』(2015年)
ドラマ『ヤメゴク~ヤクザやめていただきます~』(2015年)主演
連続テレビ小説『あさが来た』(2015年)
ドラマ『東京タラレバ娘』(2017年)

映画『ロマンス』では主演に

大島優子の過去から現在、留学の理由や恋愛事情まとめ
画像出典:Amazon.co.jp「ロマンス [DVD]

ここ最近の映画では、2015年に放映された『ロマンス』で映画主演をつとめたことが知られている。『ロマンス』は、特急ロマンスカーで働くアテンダントの北條鉢子(大島優子)が、怪しい中年男性客に母親からの手紙を読まれたことをきっかけに、ずっと会っていない母親を捜す小さな旅に出るというストーリーだ。

疎遠になった母親に対する複雑な気持ちを抱えた北條鉢子の心情をみごとに表現した大島の演技力の高さが光った。

同じく女優として活躍する前田敦子との違いは?

大島優子の過去から現在、留学の理由や恋愛事情まとめ
画像出典:Amazon.co.jp「毒島ゆり子のせきらら日記 Blu-ray BOX

大島優子と同じく、AKB48ではライバルとして切磋琢磨した前田敦子も卒業後は女優に転身している。同じ女優として活動しているが、2人にはどのような違いがあるのだろうか。

まず大島優子については、子役時代から女優の基礎を築いてきたこともあって、安定感がある。どんな役をやっても、安心して見ていられる、そんな雰囲気の女優だ。役に入り込んで、できあがっている役のイメージで演技をする根っからの女優タイプというような演技をする。

一方の前田敦子は、AKB48時代からマイペースさや個性が光っていたように、演じる役それぞれに個性を感じる。前田敦子感が強すぎるといってしまえばそれまでだが、AKB48卒業後の映画では、その個性がまた1人の女優としての魅力を生み出した。

また、大島優子と前田敦子では演じる役も違う。大島優子は、どちらかというと王道のドラマや映画に出演したり、主演を務めたりということが多かったが、前田敦子は卒業後さまざまな役をこなしている。少し艶のある役を演じたり、妊婦を演じたり、前田敦子のさまざまな役柄へのチャレンジはアイドル時代のファンでなくても興味をそそられた人もいるだろう。


炎上してしまったインスタでの帽子事件


いつも明るく振る舞い、笑顔の似合う大島優子だが、留学前に炎上してしまった事件があった。
発端は、2017年6月に開催された第9回AKB48選抜総選挙でのできごとだ。この日、20位にランクインしたNMB48(当時)の須藤凛々花が、スピーチ中に突如結婚を発表した。
それを知った大島は、自身のインスタグラムで動画を投稿。「総じて言いたいことは、この帽子が、きっと私のすべての言葉だと思うの」と視聴中のユーザーに語りつつ、笑いながらかぶっている帽子を写した。
そこにはいわゆる「Fワード」と呼ばれる4文字が。
本来、恋愛禁止という厳しいルールが課せられているのに、あまつさえ前代未聞の結婚を発表した須藤を、中心メンバーだったOBの大島は許せなかったのかもしれない。

この動画が配信されるやいなや、SNSを中心に話題はすぐに駆け巡り、批判が殺到。炎上を受け、大島は謝罪Twitterで謝罪した。



なかにはかぶっていた帽子を特定しようとする人もおり、「CA4LA」というブランドの帽子ではと推測されている。

大島優子はなぜ留学した?


炎上騒動はあったものの、女優として順調に歩んでいたように見えた大島だったが、2017年8月芸能活動を休止して留学した。

芸能活動を一時休止して海外留学へ

大島優子の海外留学がわかる以前の2017年7月、地方のイベントで海外に行くことを宣言していた。その海外行きは突如として実行に移される。2017年7月まではイベントなどで多忙な生活を送っていた大島だったが、徐々に仕事をセーブし、目標としていた海外留学を果たしたのだ。

大島の事務所は、一時休業というのは大げさな報道で、仕事があれば帰国するというスタンスで海外に渡航したと説明している。

語学留学のためアメリカへ 期間は約1年

That's it. Made by Yuri

Yuko Oshimaさん(@yuk00shima)がシェアした投稿 -


大島の海外留学がわかった2017年8月、滞在期間は1年の予定でアメリカに渡ったことが明らかになった。
アメリカへの留学は3カ月以内であればビザ不要で可能となるが、大島はビザが必要な1年の留学を選んでいる。
留学の理由について大島は、Yahoo!ニュースが帰国後に行ったインタビューで、自分と向き合う時間を作っていたことを明かしている。

『AKB48じゃない大島優子って、いったい何者なのか?』『自分がどういう人間で、女優としてどう表現すればいいか』、分からなくなっていたんです。だから、スタッフもファンの方も誰もいない海外で、一人でチャレンジして、自分はこういう人間だって言えるようになりたいと思いました。もっと英語も話せるようになりたくて」Yahoo!ニュース特集


留学の様子は自身のインスタグラムで不定期更新

I will be...something

Yuko Oshimaさん(@yuk00shima)がシェアした投稿 -


海外への留学もあって、しばしテレビからはご無沙汰だった大島優子の近況は、大島自身のインスタグラムで不定期に更新されていた。しかし、本人のインスタグラムへの投稿は2017年の9月12日からストップ。
そのためか、大島本人のインスタグラムにはファンから多数の心配の声が寄せられた。しかし、時期を置いて元AKB48の秋元才加のインスタグラムに登場するなど、元気な様子を見せる場面も。日本では多忙な時期もあったからか、留学先ではゆっくりしたい気持ちもあるのかもしれない。
約1年後の2018年9月7日に、久しぶりに投稿した内容は、自身が出演する舞台「罪と罰」に関する告知だった。

帰国後は舞台、朝ドラ出演

帰国後は、2019年1月から上演された舞台『罪と罰』にヒロインのソーニャ役として出演した。これは「最初にファンの皆さんの目の前に立って、生のお芝居をしたかった」からだと、Yahoo!ニュースのインタビューで明かしている。

また、2019年9月から放送されるNHKの連続テレビ小説(通称・朝ドラ)101作目「スカーレット」で、戸田恵梨香演じる主役の幼なじみ役として出演することが発表されている。


大島優子の恋人、彼氏の噂は?


大島優子が過去所属していたAKB48に限らず、アイドルの恋愛は暗黙の了解としてご法度のようになっている。そんなアイドル時代を生きた大島優子については、これまで恋人や彼氏の噂はあったのだろうか。

ウエンツ瑛士との交際報道

2010年ごろに報道があったのは、タレントのウエンツ瑛士との交際疑惑だ。大島優子のAKB48卒業は2014年のことなので、当時大島はアイドル活動真っただ中。衝撃の報道だった。

しかし、報道に対して当人はただの友達だと否定。2人の交際報道についてはどこまでが真実かわかっていない。

スポーツ選手との密会報道も複数あり?

ほかにも大島優子の熱愛疑惑の相手には、スポーツ選手の名前も複数あがっている。いずれにしても決定的な証拠がないため、本当に交際があったのかどうかはわからない。

疑惑のスポーツ選手が大島優子のファンであったということも、報道に関係していたようだ。

坂口健太郎とはCM「ミノン」で夫婦に


大島優子と俳優の坂口健太郎が結婚かという噂もあったが、どうやらこれはミノンのCMで夫婦役を演じていることが発端のようだ。ミノンの大島優子のCMは「小包」篇からスタート。途中で彼氏役である坂口健太郎も登場して、「彼の引っ越し」篇、「彼と買い物」篇などの続編が出ている。

その続編の中にあるのが、長年彼氏だった遼介(坂口健太郎)と麻子(大島優子)の結婚シーンだ。その後も、仲睦まじい夫婦の役が印象的なこともありちょっとした話題になった。


留学で自分を見つめ直し、30歳になった大島優子。筆者の主観だが、最近の彼女は留学前よりも落ち着いた雰囲気をかもし出しつつ、仕事も含め日常をより楽しんでいるように見てとれる。美しさに目が行きがちだが、今を生きる姿勢にも見習える部分があるかもしれない。
編集部おすすめ