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31年ぶりの新刊発売『究極超人あ~る』とは一体何だったのか

連載が始まった85年当時、『あ~る』が連載されていた『週刊少年サンデー』で人気があったのは、あだち充『タッチ』、高橋留美子『うる星やつら』、村上もとか『六三四の剣』、吉田聡『ちょっとヨロシク!』などなど。『ジャンプ』『マガジン』に比べて、現実に近い設定のマンガが多かった当時の『サンデー』の中でも、文化系クラブを舞台にした『あ~る』は異色だった。軽音楽部の『けいおん!』、吹奏楽部の『響け!ユーフォニアム』、古典部の『氷菓』、ごらく部の『ゆるゆり』などなど、現在では文化系クラブを舞台にしたマンガ、アニメは枚挙に暇がない……というか、一大ジャンルになっているのだが、そのルーツとも言える作品が『あ~る』なのだ。

世の中には体育会系クラブでスポーツに熱中していた人たちと同じぐらいの数、あるいはそれ以上の数だけ、文化系クラブの活動に励んでいた人たちがいた。特にアニメ、特撮などが好きな「オタク」の存在がクローズアップされた時期と『あ~る』が連載されていた時期はシンクロしている。コミックマーケット(コミケ)の規模が爆発的に大きくなっていったのもちょうどこの頃だ。

『あ~る』は意識的にパロディを取り入れており、なかでもオタクが好きな特撮作品への言及が非常に多かった(ゴジラが最初に現れた「大戸島」がヒロインの苗字だったり、天本英世そっくりの登場人物がいたりする)。アニメ、マンガ、映画、プロレスなど、サブカルチャーのネタも多い。

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「31年ぶりの新刊発売『究極超人あ~る』とは一体何だったのか」の みんなの反応 3
  • とおりすがり 通報

    文中に「1985年の30年前は」赤胴鈴之助が人気があった、とあるので間違いではないかと。

    2
  • 匿名さん 通報

    あべあ~る

    0
  • ちょっと待って笑 通報

    赤胴鈴之助が人気を博していた時代って…。 更に30年ほど遡るのでは⁉︎ いくらなんでも時代が違すぎるでしょ笑

    0
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