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脚本家・坂元裕二の新たな挑戦を追った「プロフェッショナル仕事の流儀」「集大成と言われたらダメなんだ」

「寝てた、寝てたでしょ」
「寝てたけど、あなたの言う『寝てた』は睡眠行為のことでしょ。寝てたことが必ずしも睡眠行為とはかぎらない」

男が一人だけの部屋で、そんなことを口にしながらパソコンのキーを打ち続ける。男の名は坂元裕二、脚本家だ。彼を半年にわたって密着取材した昨晩のNHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、そんな場面から始まった。彼が口にしていたのは、脚本に出てくる人物たちのセリフである。

先ごろ刊行された『脚本家 坂元裕二』(ギャンビット)に収録された坂元と宮藤官九郎(坂元の作品「カルテット」の出演者で同業者でもある)の対談では、セリフを《喋りながらじゃないと書けない》という宮藤に対し、坂元も《僕も書いてから、何回か声に出して読み直します。(中略)人には見せられない姿ですね(笑)》と打ち明けていた。番組のカメラはまさにその姿をとらえたことになる。
脚本家・坂元裕二の新たな挑戦を追った「プロフェッショナル仕事の流儀」「集大成と言われたらダメなんだ」
今回の「プロフェッショナル 仕事の流儀」の放送を前に、10月には坂元裕二のこれまでの仕事を振り返った『脚本家 坂元裕二』が刊行された

ドラマは人と人との関係でできている


坂元は今年3月、連続ドラマの執筆休止を発表し、取材を受けたときには秋に上演する初の舞台脚本に取り組んでいた。今回の番組のなかで、彼は新たなジャンルに挑む理由を次のように説明した。

「2002年とか2003年からずっと(連続ドラマを)書いてるから、もう書いてないシーンとか書いてないセリフはないんじゃないかと思うくらい、思ってきちゃって。もう何書いても、これ書いたなと思うんですよね。底を打っちゃったんじゃないかって不安があるから、それが一番つらいですよね。書いたことあるなって思うものをもう一回書くのっていうのは。(だから)テレビじゃない、自分にとって違う容器のところにいけば何か生まれるんじゃないかなって」

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「脚本家・坂元裕二の新たな挑戦を追った「プロフェッショナル仕事の流儀」「集大成と言われたらダメなんだ」」の みんなの反応 1
  • 匿名さん 通報

    なかなか興味深かったです。

    1
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