『相棒17』(公式)第12話「怖い家」。
幽霊屋敷の謎を解き明かす杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)。
1月、季節外れの幽霊譚。
もちろん合理的に解明していくので「こわーい」という回ではない。
「幽霊の人口密度が高いイギリスに住んでいたから、幽霊が気になるのかもしれませんね」と右京さんは興味津々。

それどころか、前半、死人もなく穏やかな回かと思いきや、お向かいのおばさん(「ピンクの電話」の竹内都子)が白黒反転して驚愕の顔のまま死亡。
いちばんショッキーーーングなのがこの死に顔で、ものすごい名演技であった。
「相棒17」竹内都子のショッキング映像が一番怖い「怖い家」で南野陽子が幽霊を見た
イラストと文/米光一成

心霊現象に見舞われているのは、南野陽子演じる宮川厚子。
きしむ音、消えないロウソク、いきなり現れて消える血の手形……。
亡くなった義父母の家に引っ越してきてから、心霊現象が立て続けに起こる。
となりのおばさんが改築話を厚子さんに持ちかけていて、「これは改築すると死体かなんかでてきちゃまず誰かがやらかしてるパタン」だなと、相棒ファンなら推理できるが、当然、さらにもうひとつひねってくるのが「相棒」。
「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」 梶井基次郎も絡めて、「おおお!」となっていたら、さらにもうひとひねり。
しかし、ひと一人死んでるので、「家族がもとどおり幸せな感じになりました」ってところに持っていく展開は、さすがに豪腕すぎて、お隣のおばさんが浮かばれず「うらめしやー」って出てくると思いました。(イラストと文/米光一成)