
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の公式Twitterアカウント(@Tokyo2020jp)が米歌手アリアナ・グランデのJP公式アカウント(@ariana_japan)の投稿に返信した内容がネット上で非難を浴びている。
先日、新曲「7 Rings/七つの指輪」をリリースしたアリアナ。親日家としても知られる彼女は今回の新曲にちなみ、最新タトゥーに「七輪」という言葉を選んだ。楽曲タイトルでもある“七”つの指“輪”を表現したかったようだが、日本語だと炭火用のグリルを指す「七輪」という意味となってしまう。
アリアナが最新のタトゥーに「七輪」と入れたことに対し、アリアナ・グランデJP公式Twitterが1月30日に「アリアナがまた日本語のタトゥーを追加!」とコメントし、彼女の投稿内容を日本語で紹介。続けて「『七つの指輪』を略して『七輪』かな とても気に入っているよう」とつづった。
この投稿に対し、31日に東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の公式Twitterが返信。「『七輪』じゃなくて... 」と手のひらに「五輪」とマジックペンで書いた手の写真を投稿した。恐らくユーモアな内容で“五輪ネタ”と結び付けようと思ったのかもしれないが、この投稿に対し、ネット上では「これは失礼すぎます。もしかしてこれがおもしろいとかウケると思ってるならセンスが絶望的」「人の揚げ足取って面白いとおもってるのが公式ってひどい」「これを全世界に発信する公式、大丈夫ですか?」など非難する声が寄せられている。
なお、アリアナは今回の「七輪」タトゥーについて、ファンから「日本のバーベキューグリルのこと」と間違いを指摘され、投稿を削除。30日にインスタグラムで「七輪」の下に新しく「指」とハートマークのタトゥーを入れた写真を公開していた。
「七輪」じゃなくて...#Tokyo2020@ArianaGrande @ariana_japan pic.twitter.com/JRtrz1aa6X
— Tokyo 2020 (@Tokyo2020jp) 2019年1月31日