
2017年に初演が上演された、岸本斉史原作によるライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」~暁の調べ~。熱望を受けて再演が決まった本作が大阪公演を終え、東京公演初日を迎えた。
初日公演を前に行われた会見には、うずまきナルト役の松岡広大、うちはサスケ役の佐藤流司、うちはイタチ役の良知真次、春野サクラ役の伊藤優衣、ペイン役の輝馬が出席。それぞれ意気込みを語った。


◆松岡広大
大阪公演も大変ご好評いただいて、その勢いを東京に持って来れるのがうれしいです。東京初日、緊張していますが、何よりも自分が楽しんで、お客さんにも楽しんでいただければと思います。ぜひ足を運んでいただけたら幸いです。
◆佐藤流司
大阪からスタートという珍しい形となりましたが、そこで経験したものをお届けできれば。再演といっても、舞台装置や振付、アクションなども一新して新しい形になっています。
◆良知真次
前回よりもパワーアップして大阪公演を終えました。今回、一つ自分の目標がありまして、初演の時は「松岡くん」「佐藤くん」と呼んでいたんですけど、再演の今回は「広大」「流司」と呼ぼう、と。稽古場に入った瞬間に流司のことは「流司」と呼んだので、広大はこれから美味しいお酒を飲んだ時に、改めて「広大」と呼ぼうと思っています(笑)。大阪公演を良い感じで終えられたので、広大と流司の力を借りて、全キャスト、全スタッフ力を合わせて頑張ります。



◆伊藤優衣
前回から2年が経ちまして、それぞれいろんな現場を踏んで力をつけて今回集結したので、パワーアップした作品になっていると思います。ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです。
◆輝馬
大阪公演が無事に終わってほっとしていますし、劇場が変われば作品の質も変わると思いますので、劇場に来て下さったお客様の反応を見ながら、楽しんでやっていこうと思います。



初演のとき、松岡はなんと17歳。22歳になった今、「年を重ねて、芝居だったり殺陣だったり、自分の芝居の変化と役の成長がリンクしているので、そこはナルトとしても役者としても見ていただきたい」と振り返った。
松岡の成長ぶりには良知も驚いたようで、「広大の成長は本当にすごい。この2年ですごく成長していてうれしいです」とコメント。また、兄弟役を演じる佐藤に対しては、「流司との芝居は安心してできるし、あらかじめ何も話さないまま本番を開けたんですけど、感情だったり関係性にちゃんと(初演から)つながりがある。2年たってこれだけ関係性が深まると、(芝居も)これだけ変わるんだなって。それに二人以外にも、役者さんそれぞれが作品と共に成長している。今回、その成長ぶりが皆さんの目に届くと思います」と話してくれた。



佐藤は「喜怒哀楽の“怒”と“哀”の感情が際立っているので、“怒哀”の精神でいきます」と明言。さらに、「今回、見れば見るほど、サスケが哀しく、可哀そうになると言いますか、初演よりも感情移入しやすいアプローチにしましたので、そういうところを見ていただければ」と続けた。
ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-~暁の調べ~」は本日開幕。都内で劇場を変えて公演し、中国公演も行う。



公演概要
ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-~暁の調べ~」
【公演期間・劇場】
<東京>
2019年11月8日(金)~11月10日(日)TOKYO DOME CITY HALL
2019年11月15日(金)~12月1日(日)天王洲 銀河劇場
<深セン>
2019年12月6日(金)~12月8日(日)深セン保利劇院
<上海>
2019年12月14日(土)~12月22日(日)虹橋芸術センター
【原作】
「NARUTO-ナルト-」 岸本斉史(集英社 ジャンプ コミックス刊)
【脚本・演出】
児玉明子
【音楽】
和田俊輔
【CAST】
うずまきナルト 松岡広大
うちはサスケ 佐藤流司
春野サクラ 伊藤優衣
はたけカカシ 君沢ユウキ
ヤマト 藤田 玲
サイ 定本楓馬
薬師カブト 岡田亮輔
網手 大湖せしる
鬼灯水月 萩尾圭志
香燐 七木奏音
重吾 山口智也
ペイン 輝馬
千柿鬼鮫 林野健志
デイダラ 辻 諒
トビ 片山浩憲
白崎誠也 寒川祥吾 宮川 漣 佐藤 丈 松林篤美 倉知あゆか
大蛇丸 悠未ひろ
うちはイタチ 良知真次
演奏:土屋玲子(二胡) 加古臨王(和太鼓)
【公演イメージソング】
FLOW「光追いかけて」(キューンミュージック)
【チケット料金】
<東京>
S席 9,000円/A席 7,000円(前売・当日共/全席指定/税込)
<深セン・上海>
S席 16,000円/A席 12,500円/B席 9,500円/C席 6,000円(税込)
(C)岸本斉史 スコット/集英社
(C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会2019
http://naruto-stage.jp/


