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テレビ朝日で放送中の『しくじり先生』が、完全オリジナルの「リアル脱出ゲーム」を作ってしまった。その名も『しくじり学園からの脱出』。現在、番組レギュラー陣が挑戦する様子がAbemaTVで配信されている。
「リアル脱出ゲーム」とは、プレイヤーが実際に謎を解きながら、さまざまな場所から「脱出」する体感型ゲームイベント。その面白さはあくまで「自分で解く」ことにある。では「誰かが解いている様子」をテレビで面白く見せるには、どうすればいいのか?
その答えが『しくじり学園からの脱出』にある。作り手と出演者の力で、「解く」と「見せる」を両立させているのだ。

ちゃんと設定から説明しておこう。『しくじり先生』には地上波の本放送とは別に、『しくじり学園お笑い研究部』というAbemaTV限定コンテンツがある。本放送では、過去に“しくじった”芸能人を先生として迎えるが、「お笑い研究部」では番組レギュラーのオードリー若林、平成ノブシコブシ吉村、ハライチ澤部、準レギュラーのアルコ&ピースが先生役。若手芸人にバラエティ番組の立ち振る舞い(「箱の中身はなんだろな」のお手本など)や、キャラの活かし方などを教えている。
『しくじり学園からの脱出』は、お笑い研究部の「チームワークを考える」というテーマ内で行われたもの。生徒役はお笑いコンビの納言と、欅坂46の武元唯衣。芸能界たるもの、ひな壇などのチームワークが大事である。ではそれをリアル脱出ゲームから学ぼう、というわけだ。
久しぶりに良い記事読ませてもらいました。