review

有村架純主演「中学聖日記 特別編」最終話レビュー【ネタバレ】

←『中学聖日記』10話レビューを読む
有村架純主演「中学聖日記 特別編」最終話レビュー【ネタバレ】
イラスト/まつもとりえこ

新型コロナ感染拡大の影響で、各テレビ局では過去の番組の再放送や再編集版、傑作選などが多く放送されている。

TBS日曜劇場で2018年10月〜12月にオンエアされた「中学聖日記」の再放送が本日、最終回を迎えた。エキレビ!で本放送時に掲載した、むらたえりか氏によるレビューを再掲する(日付などは当時のまま掲載)。

ネット批判の上行く厳しい現実を描くドラマだった。衝動を削ぎ落した先の純愛観


「聖ちゃんがこの先ずっと
 笑っていられますように
 黒岩晶」

『中学聖日記』(TBS系)最終話。「成人と未成年の恋愛ドラマ」に対し、当初は批判的な声も聞こえた。しかし、そんな批判の声以上に、本作のストーリーは聖(有村架純)と晶(岡田健史)に対して現実的であり、いつも厳しい。

「相手、未成年ですよ。未成年誘拐、3ヶ月以上7年以下の懲役。これにわいせつ目的が加われば、1年以上10年以下の懲役」
「ちなみに、未成年者が承諾していたとしても、監護者である親御さんの意思に反していれば、罪は成立します」
「みんな言うんだよ、『合意の上だった』って」

警察官の言葉は、二人の恋を燃え上がらせるための舞台装置ではない。彼らは、二人を引き裂く悪い奴ではない。警察官たちの言ったことはただの現実であり、大人が意識すべき「こどもは守るもの」という社会的責任を告げただけのことだった。
ものすごい勢いのロマンスを、ものすごい強度の現実で殴りつける。

聖「もう会うことはありません。黒岩くんにも、そうお伝えください」


愛子(夏川結衣)は、弁護士をとおして誓約書にサインするよう聖に求めた。晶に対して一切の連絡、接触を断つことを約束し、それを破れば即500万円を支払うことになる。そのとき愛子がどんな処分を求めても、聖は異議を申し立てることができない。そんな誓約書だった。

愛子や自分の母・里美(中嶋朋子)を裏切り、聖は晶に会いに行ってしまった。母親たちから聖と晶はそれぞれ「あなたを信じられない」と言われる。聖と晶は、周りに理解してもらえて信頼される大人になることに再び失敗してしまった。その代償としての、厳しい誓約書だった。

聖「誰が何を言おうと関係ない。僕は、先生さえいれば、それで……」

康介(岸谷五朗)の言葉で、晶も一度は周りに理解してもらうことを目指そうとした。しかし、愛子たちからの強い反対を受けると、晶はまたすぐに反発する感情に突き動かされてしまう。

あわせて読みたい

レビューの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

「中学聖日記 + 漫画」のおすすめ記事

「中学聖日記 + 漫画」のおすすめ記事をもっと見る

「中学聖日記 + 最終回」のおすすめ記事

「中学聖日記 + 最終回」のおすすめ記事をもっと見る

「中学聖日記 + 岡田健史」のおすすめ記事

「中学聖日記 + 岡田健史」のおすすめ記事をもっと見る

レビューニュースアクセスランキング

レビューランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2020年6月11日のレビュー記事

キーワード一覧

  1. 中学聖日記 岡田健史
  2. 中学聖日記 最終回
  3. 中学聖日記 漫画

エキサイトレビューとは?

エキレビ!では人気のドラマやテレビアニメ、話題の書籍を人気ライターがレビュー、解説! 人気ドラマのあらすじや、話題の書籍が支持される理由の考察、国民的アニメに隠された謎の解明など話題の作品の裏話を紹介。

その他のオリジナルニュース

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。