ケイ(HYDE)とショウ(Gackt)の想いのすれ違いが切ない『MOON CHILD』
舞台は“マレッパ”という小さな街。そこは様々な人種で溢れ返り、欲と暴力が渦まく移民都市だった。そこで生まれ育った日本人移民のショウ(Gackt)と、永遠の命を持つヴァンパイア、ケイ(HYDE)のW主演でおくるSFアクション映画。
物語はショウの少年時代から始まる。ストリートチルドレンだったショウが現地マフィアとトラブルになっているのをケイが助け、それをきっかけに、2人は生活を共にしてゆく…。
拳銃を使ったり、ワイヤー使ったり、アクション満載。
そして別れ。
それぞれの人間ドラマが交差していく。
特に、永遠に生きるヴァンパイアの運命を背負ったケイの孤独と、常に生と死と隣り合わせのショウとの想いのすれ違いが切ない……。
兎に角、HYDEさんとGacktさんを見ているだけでも目と心の保養になる映画。
個人的な注目ポイントは、このイラストにもさせていただいた、ケイがショウの涙を拭くシーン。
そして5人で海ではしゃぐシーンと、2人が刑務所で面会するシーン……ありすぎでした(笑)。
今となっては超貴重なお二人の共演。
ほんっっと最っ高っです!
(AYAMI)
作品情報
2003年公開『MOON CHILD』
【出演】
HYDE / Gackt
ワン・リーホン / ゼニー・クォック / 鈴木杏 / 山本太郎
寺島進 / 石橋凌 / 豊川悦司
【監督】
瀬々敬久
【脚本】
瀬々敬久 / 井土紀州 / Gackt
【音楽】
安川午朗