『おちょやん』第11週「親は子の幸せを願うもんやろ?」<2月15日~2月20日放送>

鶴亀家庭劇の初興行は大盛況のうちに幕を閉じ、次の公演はひと月後と決まった。一平(成田凌)は、以前却下された台本を書き直し、千之助(星田英利)に次の興行はこれをやりたいと伝える。それは、「母に捧ぐる記」という題名で、母の無償の愛を描いた台本だった。
その頃、シズ(篠原涼子)のひとり娘、みつえ(東野絢香)に縁談話が持ち上がる。千代(杉咲花)は、みつえはきっと一平のことを好きに違いないと思い込み、一平にみつえのことを振ってあげるように働きかける。しかし、意外なことに、みつえが好きなのは福助(井上拓哉)だった。しかも、すでに二人は付き合っているという。

ただ、大きな問題は二人の母親であるシズと菊(いしのようこ)が犬猿の仲であるということだった。千代は今度こそ、なんとか二人の仲を認めさせようと働きかけるが、シズと菊は絶対に認めようとしない。シズと菊の仲の悪さは、先代からの因縁もあり、非常に根の深いものだった。みつえと福助の二人は絶望し、かけおちしようとしていた。
一方、鶴亀家庭劇の公演が近づき、稽古が始まったが、一平の書いた「母に捧ぐる記」は、千之助に大幅に書き直されてしまい、題名も「マットン婆さん」という全く違うものに変えられてしまう。しかも、主役のお婆さん役は、またしても千之助がやるという。公演までもう時間がないため、一平は悔しさをこらえ、受け入れることにする。

番組情報
連続テレビ小説『おちょやん』【放送予定】
2020年11月30日(月)~
<毎週月曜~土曜>
●総合 午前8時~8時15分
●BSプレミアム・BS4K 午前7時30分~7時45分
●総合 午後0時45分~1時00分(再放送)
※土曜は一週間の振り返り
<毎週月曜~金曜>
●BSプレミアム・BS4K 午後11時~11時15分(再放送)
<毎週土曜>
●BSプレミアム・BS4K 午前9時45分~11時(再放送)
※(月)~(金)を一挙放送
<毎週日曜>
●総合 午前11時~11時15分
●BS4K 午前8時45分~9時00分
※土曜の再放送
作:八津弘幸
演出:梛川善郎
音楽:サキタハヂメ
主演: 杉咲花
語り・黒衣: 桂 吉弥
主題歌:秦 基博「泣き笑いのエピソード」