
30日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)で、TOKIOの松岡昌宏が、矢沢永吉の楽曲提供の断り方を絶賛した。
番組では松岡をゲストに迎えて、古田新太、マーティー・フリードマンと「TOKIO松岡と…80年代歌謡曲の裏側を学ぶ!!」という企画をクイズ形式で実施した。
80年代には第一線で活躍していた山下達郎や松任谷由実などのシンガーソングライターが職業作家と共にアイドルの曲提供に名を連ねるようになったことで、歌謡曲自体がさらに幅広くなったそう。
松岡は「TOKIOは多いですよ」と語って、自分たちは長渕剛、中島みゆき、玉置浩二ら超一流アーティストから楽曲提供を受けていると話す。また事務所の先輩である近藤真彦について「俺が前聞いたことがあるのが、マッチさんが矢沢さんのファンで『矢沢さんに曲を作ってもらいたい』『楽曲提供をしてもらいたい』と言ったんだって」と矢沢に楽曲提供のオファーをしたエピソードを語った。
松岡によると後日、近藤がレコーディングをしているスタジオに「あのー、そちらに近藤さんはいらっしゃいますか? 矢沢と申します」と矢沢本人から電話が掛かってきたそう。
矢沢はその電話で「僕、近藤さんから曲作ってほしいって依頼を受けたんですけど」「僕あなたのことよくテレビとかで拝見して、すごい素晴らしいと思うし、本当かっこいいと思う。僕あなたのこと好きです」と近藤と直接話をして絶賛したという。その上で「だから僕、あなたに最高の曲を作りたい」と伝えたそうだが「ただごめんね、最高の曲ができたら僕が歌いたいよね、ジョン・レノンもそうでしょ?」と楽曲提供は断りを入れたそうだ。
この矢沢らしいエピソードにスタジオは爆笑となる。そんな中、松岡は「でも、最高の断り方じゃない!?」「いいよな~、この断り方かっこいいな」と言うと、関ジャニ∞の村上信五も「粋な断り方ですよね~!」と絶賛していたのだった。