
ブラジル出身の日系2世のトラックメイカーとして、様々なアーティストや番組に楽曲を提供しているCarlos K.さん。手がけた楽曲がレコード大賞・レコード大賞優秀作品賞などを受賞した経歴を持ち、2015年にはオリコン年間ランキング 作曲家部門1位を記録しました。
手がける音楽の幅は広く、CMソングから、西野カナ、Little Glee Monster、Crystal Kayといったアーティストや、AKB48や乃木坂46といったアイドル、またアニメソングやダンスミュージックなどでヒットを連発。ジャンルを問わないリスナー達から圧倒的な支持を集めています。
そんな日本の音楽シーンを牽引するCarlos K.さんに、今回は音楽のルーツやこれまでのお仕事、また音楽の仕事に携わる喜びや、今後の展望について伺いました。
ーー自身の音楽観に影響を受けたアーティストやジャンルを教えてください。
ビートルズとボブディラン、尾崎豊さん、小室哲哉さん、ゴンチチさん、ヨーヨーマさんなど、他ジャンルに渡って影響をうけています。
音楽の最初の入りのジャンルはクラシックでした。
ーー仕事をする上でターニングポイントになった出来事はありますか?
ブラジルの田舎のマテ茶工場で20歳の頃働いていました。
その時に一緒に働いていた住み込みのブラジル人たちは音楽の道を目指していて、毎週テープに自分たちの音楽を録音して、レコード会社に送っていました。