高橋海人『だが、情熱はある』驚異の再現度の漫才シーンが話題沸騰!俳優として見せた新境地

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オードリー若林正恭南海キャンディーズ山里亮太の半生を描いたドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)で、若林役を演じているKing & Prince高橋海人。若林を忠実に再現した演技が視聴者から高く評価される中、先日放送された第9話の漫才シーンも、SNSで大きな話題を呼んだ。

本記事では、今作での高橋の活躍を振り返ると共に、彼の俳優としての新境地に注目したい。



ドラマ『だが、情熱はある』は、若林と山里の半生を基にした青春サバイバルストーリー。極度に人見知りな“超ネガティブ男”の若林と、被害妄想と嫉妬に狂う山里がもがきながらも前へと突き進んでいくという物語で、高橋とSixTONES森本慎太郎がそれぞれ演じる若林と山里の再現度の高さが反響を呼び、Twitterでは放送の度にトレンド入りを果たしている。



なお、高橋は若林を演じる上でのこだわりとして、「若林さんの持ってるマインドだったり、あとは喋ってる時のイントネーションがちょっと自分と違かったので、そこは頑張って寄せようって思いましたね」と、容姿だけではなく、内面や喋り方を若林に寄せる努力をしていることをテレビ番組の中で明かしていた。そうした細部にこだわった役作りが視聴者からも評価されたようで、SNSでは「若林さんの口調があまりにソックリで驚いてる」「顔以外ほぼ若林」「まじでハマり役」などと、演技を絶賛する声が多くあがっている。山里役で共演している森本も、公式サイトに掲載されたインタビューの中で、高橋を「“こいつハンパねぇ”っていつも思う。

天才だなって。ほんとに、悔しいぐらいに」と称賛したほどだ。



そんな高橋の演技の魅力が大いに発揮されたのが、6月4日に放送された第9話の漫才シーンではないだろうか。若林が“ズレ漫才”という新たなスタイルを見出し、『M-1グランプリ2008』の敗者復活戦に挑む場面で、高橋は春日俊彰を演じる戸塚純貴と共に、オードリーが実際に披露したネタを約4分間に渡って完全再現。ネタの内容だけでなく、間合いや話し方などを含めた当時の2人を思わせる姿に、視聴者から「生で敗者復活見てる気分になれた」「ドラマだってこと忘れて普通に笑っちゃった」「単なる再現やモノマネを超えた凄みが宿っていた」などの驚きの声が多くあがった。高橋は、過去にテレビ番組に出演した際に、今作での漫才シーンは事前にネタをフルで練習し、10秒程しか放送されないシーンでも数倍もの尺を使って撮影しているという裏側を明かしており、そうした努力の積み重ねが、第9話での漫才再現の高評価に繋がったといえそうだ。



最終回が6月25日に放送されることが決定し、早くもネットでは「終わっちゃうの寂しい!」「確実にロスになりそう」といった終了を惜しむ声が寄せられている『だが、情熱はある』。実在の人物という難しい役どころにチャレンジした高橋だが、公式サイトのインタビューでは、若林の“生々しい”ともいえるリアルな感情に触れたことで、自分自身に向き合える良いきっかけになったと語っていた。今作で新境地を見せた彼が、その経験を糧に、今後どのような活躍を見せてくれるのか、期待が高まる。



※高橋海人の「高」ははしごだか