
俳優の高橋文哉が20日、東京都江東区の中村中学校・高等学校で開催された映画『交換ウソ日記』(7月7日公開)サプライズ特別授業に、女優・モデルの桜田ひよりと登壇した。
櫻いいよによる同名小説を映画化した本作は、学校イチの人気者・瀬戸山からラブレターを受け取った高校2年生の希美が、彼と密かに交換日記を始めることから展開する青春ラブストーリー。
劇中の制服姿で登場した高橋は「撮影期間ぶりに制服を着たので、まだ瀬戸山になりきれていないですけど、生で瀬戸山を見れたと思ってもらえたら嬉しいです」と学生たちにあいさつ。「僕の高校は体育館がなかったので中学ぶりに体育館に入って、『ああ、こんな感じだったな』って懐かしく思います」と感想を述べた。
会場では生徒からのお悩み相談も行われ、高橋は「卒業での先生との別れが辛い」との生徒の悩みを聞くと、「僕は高校3年の時に、卒業する時に、すごくさみしくて。先生にお手紙と小さいお菓子をプレゼントしたのを覚えています。それを先生たちも覚えていてくれて、『あの時嬉しかったよ』ってあとで声をかけてもらえたりしました。ぜひ参考になれば」と自身の経験を紹介しつつエールを送った。
「卒業で部活がなくなると寂しい」という生徒には、「僕もバレーボールをやっていたんです。キャプテンをやっていました」と述べ、「部活は中学まででしたが、中学の時に引退試合をやっていて、マッチポイントでミスをしてしまって…。そのことがその後も2~3年くらい夢に出てくることがありました。部活はそれくらい熱量を込めてやっていて、人生の中でも大きな、青春をかけたものの一つ」とコメント。
また「女子校なので彼氏どころか男友達もできません。どうしたらいいでしょうか」との相談には、桜田が「欲しい欲しいと思っている内はなかなか現れなかったりするもの。焦らず、運命の相手に出会えるように自分磨きをして欲しいです」とアドバイス。これを受け、高橋も「自分磨きは女の子にとっては大変なことでもあるけど、自分を出せる場所でもあると思います。いつかのために、待ってくれている人のために、努力ができたら素敵だと思います」と話していた。