日本共産党の志位和夫委員長は27日、Xでインボイス(適格請求書)は消費税15%、20%への消費税増税のレール敷きで、全国民の問題と発信した。


 志位氏は「財界から次々に消費税増税の発言出ている。

12日、経団連は『少子化対策』のために『消費税増税も選択肢』との提言を出した。19日、経団連十倉雅和会長は『消費税増税から逃げちゃいけない』と言った」と経団連から消費税増税への声が相次いで上がっていることを指摘。


 インボイスとの関りでは「消費税を15%、20%に上げようとすれば、何段階もの複数税率が必要になる。だから今のうちにインボイスを導入し、レールを敷いてしまおうという魂胆だ」と警鐘を鳴らした。


 志位氏は「この問題は小規模事業者やフリーランスなどのみなさんにとっての死活問題というだけじゃない。全国民の問題だということを訴えたい」とインボイスに直接かかわりのない人にとっても、消費税増税のための伏線であるので、他人事ではないことを知るように強く呼びかけている。

また、「今やるべきは消費税を5%にする減税だ」とインボイス抗議集会で訴えていた。(編集担当:森高龍二)