日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が9月1日発表した。2025年8月の日本国内新車販売台数は、前年同月比8.3%マイナスの30万1221台となり、2カ月連続のマイナスとなった。

新型車の投入が少なかったことなどを背景に、三菱自とマツダの2社を除く8社中6社が前年実績を割り込む結果となった。


 なかでも前年上期に新型車の発売が相次いだことによる反動で、乗用車は前年実績の88.6%、15万9854台となった。トヨタ(マイナス13.1%)、ホンダ(マイナス18.0%)など4社が2ケタ減となり、長らく販売不振が続く日産自動車は25.1%マイナスだった。


 軽自動車も前年同期比95.7%の11万4627台で、三菱自動車や日産、マツダがいずれも2ケタ減と落ち込んだのが響いた。全軽自協は、秋に予告されている新型車の市場投入を伺っているものとみている。(編集担当:吉田恒)

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