鳩山由紀夫元首相が12日、日本の首相経験者として初めて韓国・釜山の国立日帝強制動員歴史館を訪問する。聯合ニュースが伝えた。
鳩山元首相は11日、韓国を訪問。この日は夕刻から釜山大学で「朝鮮半島問題と東アジアの平和」をテーマに講演するとしており、徴用工問題で日韓関係が深刻な事態に陥っている中で、鳩山元首相がどのような発信をしたのか、注目される。
また国立日帝強制動員歴史館は日本による植民地時代の強制動員の惨状を伝えるために建てられた施設。施設紹介HPによると「日本植民地時代の強制動員の実像を究明することによって、成熟した歴史意識を持ち、人権と世界平和に対する国民教育の場を提供することを目的として建設された」としており「日本植民地時代、釜山港がほとんどの強制動員の出発地であり、強制動員者の約22%が慶尚道出身であったという歴史性と関連性などを勘案して、釜山に建設された」としている。2015年12月10日にオープンした。