国土交通省は6日、ドライバーらに対し7日~9日ころの大雪に備えて「不要不急の外出は控えてください」と緊急発表を行った。


国交省は7日~9日頃にかけては北日本から西日本の日本海側では平地も含めて、太平洋側では山地を中心に『大雪』になるところがあり、太平洋側の平地でも積雪するおそれがある。

また7日は全国的に風が強まり、7日~8日にかけて北日本と東日本から西日本の日本海側を中心に非常に強い風が吹き、大荒れや猛ふぶき、海は大しけになるおそれがあると注意を呼び掛けている。


 こうした大雪や暴風雪で立ち往生などに警戒する必要があり、不要不急の外出を控えること、またやむを得ず自動車を運転する場合には冬タイヤの装着、チェーンの携行及び早めの装着を行うよう喚起している。


 また降雪状況により、集中除雪による通行止めやチェーン規制を実施する場合があるので、広域迂回の実施や通行ルートの見直しなどに協力を求めている。


 昨年12月には関越自動車道で大雪のため、千台を超える自動車が長時間にわたり立ち往生する事態になり、430人の自衛隊員らが車内の運転手などに水や食料、毛布を配布したほか自動車燃料も提供した。ただ、今回の事案で立ち往生した車両のほとんどがガソリン車やディーゼルエンジンだったので燃料補給ができたが、電気自動車だったら適切にエネルギー補給ができたのか、電気自動車を推進する政府にとって課題も浮き彫りになったのではないか。(編集担当:森高龍二)