今年、デビュー10周年を迎える女優・タレントの佐野ひなこ。そんな節目の年には、最新写真集『BE WITH ME』(光文社)をリリースし、"過去最高の美ボディ"を披露した。
今回、そんな彼女に写真集の見どころや芸能生活10年を振り返ってもらった。
(前後編の後編)

【写真】デビュー10周年でも変わらぬ美しさを放つ佐野ひなこ撮り下ろしカット

──佐野さんのように俳優として数多くのドラマや映画に出演しながら、グラビア活動にも精力的で、コンスタントに写真集を出す方は珍しいですよね。

佐野 ありがたいことです。グラビアのお話をいただけていることは素直にうれしいです。その分、毎年変化をつけなきゃなという不安もありますし、それが楽しくもあります。グラビアをやっていると、表現の幅を広げる力も養われるんですよね。グラビアと演技、それぞれが寄せ合うところがあるんですよ。グラビアでも、「こういうシチュエーションは、こういう表情で!」みたいなのは、演技で考えることとイコールだったりもするので、どちらにも繋がるんじゃないかなと。雑誌のコンセプトなどによって表情やポーズを変えて、その世界観に近付けるようにしますし、そういう思考を深めるためにも、グラビアのお仕事を大切にしています。

──今後もグラビアは続けていくと。

佐野 そうですね。自分のポテンシャルをキープするという意識は、おそらくグラビアを続けてきたおかげだと思うんです。
グラビア自体も好きなので、お話をいただける限りは続けたいです。

──10年間、グラビアの第一線で活躍してきて、グラビア業界の変化は感じますか?

佐野 あまりトレンドは追ってないのですが、鍛えている子が増えましたよね。自分も鍛えた時期があったので、どれだけ努力してどういう体づくりをしているか分かるんですよ。そういう意味では、気合いを感じる写真集は大好きです(笑)。

──ちなみに、今回の写真集で、お気に入りのカットを挙げるとしたらどれでしょうか?

佐野 逆にどれが気に入りましたか? すごく、みなさんの意見が気になるんです。

──黒のシースルーのボディースーツ姿が、佐野さんのプロポーションが際立っていて美しかったです。

佐野 すごく足が長く見えますよね(笑)。あまり今までにないタイプの衣装で、とてもキレイに撮っていただきました。個人的な好みだと、ジャケットが良い感じに透けて、お尻のラインがキレイに出ているカットで、しっかりしたメイクでクールな感じをかっこよく出せたのでお気に入りです。

──今回の写真集でも改めて感じましたが、佐野さんはデビュー当時から、ほとんど体のサイズが変わってないんじゃないですか?

佐野 ここの部分が引き締まったとか、バランス的な変化はありますけど、ほぼ変わってないですね。

──体型維持のために食生活なども気を付けているのでしょうか?

佐野 腸活をしたり、家で火鍋を食べたり、体に良い食事をするのはマイブームです。もともと辛い物が苦手だったんですけど、火鍋はハマりましたね。


──健康的な食生活を意識し出したのは幾つぐらいからですか?

佐野 25歳ぐらいですかね。けっこう最近なんです。それまでは本当に食べたい物を食べていました。まあ今でもコンビニスイーツが美味しくて食べちゃうんですけど、無理に我慢することはないです。それがストレスになっても良くないですからね。知識もついたので、無茶なダイエットなどもせずに、日々のコツコツが大事かなと年齢を重ねて気づきました。

──そうした日々の積み重ねがあるからこそ、佐野さんはデビュー当時から変わらない美しさを保っているんですね。

佐野 「変わらない」って言葉は自分のコンセプトでもあるんです。たとえば二十歳の頃と変わらない肌をキープするために、意識的にケアをやってきました。ただ頑張り過ぎちゃうとプラス1の肌を追い求めてしまいますけど、プラスマイナス0でいいんですよね。0をネガティブにとらえるのではなく、維持していることってすごいんだと。10年経ってプラスマイナス0だったら、むしろプラスなんじゃないかというイメージで頑張りすぎないことをモチベーションにしています。
だから「変わらない」って言葉は素敵だなと思いますし、今後も変わらないことを目標にしたいです。

【前編はこちら】佐野ひなこ、デビュー10周年で完成した神ボディの秘訣「誰かを目指すのではなく、自分を好きになる」

▽佐野ひなこ
1994年10月13日生まれ、第37回ホリプロタレントスカウトキャラバン2012でファイナリストとなり、芸能界デビュー。様々なテレビドラマに出演する傍ら、これまで5冊の写真集もリリース。デビュー10周年の節目に製作された最新作『BE WITH ME』では"過去最高の美ボディ"を披露し、大きな話題を呼んでいる。
【発売記念オンラインイベントを2日連続で開催決定】
3月7日は18時から「リミスタ」(https://limista.jp/projects/2791)、
3月8日18時から「トークポート」(https://talkport.com/2fc49e37)にて開催
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