「ABEMA(アベマ)」にて、放送中の日韓同時、日本独占無料放送のグローバルK-POPアーティストへの道のりを追う男女の新たなオーディション番組『青春スター』。6月2日(木)夜21時30分より#3が放送された。


【写真】本選1ラウンドがスタート…初戦から火花が散る『青春スター』場面カット【28点】

番組では、世界を舞台に活躍するスターが誕生する瞬間に密着。参加者たちによる完成度の高いステージパフォーマンスや、オーディション番組ならではの挫折や葛藤、そして共に苦悩を乗り越え芽生える友情や希望など、参加者たちの成長過程をリアルに描く。オーディションを勝ち進んだなかから最終的に7組のデビューが確約され、日本デビューも予定。さらに優勝者には1億ウォンの賞金が贈呈される。

#3の予選ステージは、接近禁止令が発令されそうなほど、完璧なビジュアルを持ったアイドル派のグループや(参加者はアイドル、ボーカル、シンガーソングライターの3派に分かれる)、カズタの179点を超え、最高得点をたたき出した怪物級のボーカルなどが登場し、閉幕。そして惜しくも予選ステージで不合格となってしまった参加者へ、もう一度挑戦する機会を与えるエンジェルパスで救われた参加者の発表や、本選1ラウンドの「3派別の団体戦」の1組目のパフォーマンスが行われた。

まず、予選ステージに登場したのはイ・ハンジュン、パク・ヒョン、ロビンの3人からなるアイドル派のチームでEXOの『Ko Ko Bop』を披露。難易度の高い振付をこなし、エンジェルミュージシャンたちからは「安心して見られた」「すぐにでもデビューできそう」と定評があったものの、結果は145票でグループとしては、不合格。個人票でイ・ハンジュンが164票を獲得し本選進出を決めた。

また、カン・ジョンソ、パク・グァンヨン、日本人のタクマの3人からなるアイドル派のチームは、予選前のパフォーマンスレベルテストを1位で通過し、本選へ。NCT Uの『90’s Love』をほかのチームには真似できないようなアクロバティックなダンスを取り入れ、WAYBのNO:ZEも「今までで一番気に入りました」と太鼓判を押し、無事スターパスで本選進出を決めた。

また、ボーカル派には182点の予選最高得点を記録した強者も。
特に専門家から歌を習ったことなく、趣味で歌っていたと話すカン・チャフィは、優しい歌声と綺麗な高音で会場を魅了。エンジェルミュージシャンたちもスタンディングオベーションするほど興奮させる圧巻のステージを披露した。

そうして予選ステージが終了すると、スタッフから「不合格者はステージに移動します」という掛け声が。ここで54名の不合格者たちがステージにならび、エンジェルパスで、自分の名前が呼ばれる瞬間を緊迫した表情で待ち構えた。結果的にボーカル派から2名、シンガーソングライター派から4名、アイドル派から6名が本選に駒を進めることが決定し、選ばれた参加者たちは、「選ばれた理由を証明したい」「死に物狂いで頑張ります」と再起を誓った。

そして本選進出者66名は、スタジオに呼ばれ、自分の名札の上のシールをはがすように指示された。人によってA・B・Cのいずれかのアルファベットが書かれており、それが意味するものが予選ステージの得票数をもとにしたランクであることを伝えられると、参加者たちは「私がCですって?次のステージは最高のものにします」「恥ずかしい」「残念」など十人十色の感想。

そしてMCのチョン・ヒョンムから、本選1ラウンドはK-POPの課題曲で「3派別の団体戦」で、優勝した派は全員生存、2位、3位の派からは脱落者が出るという残酷なシステムを説明された。そして迎えた本選ステージは、各派ともに必ず2名以上のグループでの登場。

まずパフォーマンスを披露するのは、イ・ハンジュン、カズタ、キム・スンヒョク、チョン・チビン、ロレンスからなるアイドル派。そこでチビンが、今までにやったことがないラップを担当することになり、「PRODUCE 48」のトレーナーで、今回アイドル派が苦戦していたことを聞きつけ、助言のために駆け付けた元SISTARのソユと、SEVENTEENやIZ*ONEの振り付けなどを手掛けるチェ・ヨンジンから「チビンの出来が深刻」「出来てないのが目立つから練習して」と酷評をうけた。

そんなチビンをチームメンバーのカズタが気遣い「よくなってたよ」とケアする場面も。
「チビンには期待しています」「早朝練習の時も付き合えるので心配しないでほしい」と頼もしい発言を残した。

迎えたステージではBTSの『Boy In Luv』を披露。アイドル派の最高得点を出したカズタもいるこのチームにエンジェルミュージシャンたちの期待も高まった。順調な滑り出しだったものの、チビンが歌詞を間違えてしまいパフォーマンス少々乱れ、会場がざわつく場面も。しかし団結したチームワークでキレのダンスで魅了し、1位を獲得した。

続いてパフォーマンスを披露するのは、パク・ジョンヒョン、パン・ジュンウォン、ムン・ジェホのボーカル派。ジェホは予選ステージで喉の調子が悪くうまく声が出せないハプニングに見舞われそれがトラウマとなり、前に出せた音が出せなくなったことを明かした。

さらにリハーサル中にジョンヒョンも声の調子が良くなく、それを見たジュンウォンは「僕は大丈夫なので、もっと頑張らないと!と思っていました」と話した。ステージでは、2NE1の『Ugly』を情熱的に歌っていたものの、2人を支えるために奮闘していたジュンウォンが失速する事態に。

エンジェルたちも「3人の真剣さが伝わってきたのに…」と悔んだ。ステージを降りたジュンウォンは悔し涙。「頑張るつもりが…」「申し訳なさと悔しさが入り混じっていました」と後悔を口にした。
結果は2位となり、安堵からまた泣きそうになるジュンウォンを「泣くな」「助けてくれたよね」と支える2人の姿があった。

そして最後にパフォーマンスを披露するのはキム・シオン、クマン、チュ・ボムジンのシンガーソングライター派。「正直にいうよ、1位になる」「(パフォーマンスを披露する順番を決める)腕相撲に勝ち、編曲も最高」「僕たちに勝てるチームはない」と終始和やかなムードを見せ、ダンスまでをこなす3人は、クマンが編曲した、EXOの『LOVE ME RIGHT』を披露。

3人それぞれの個性を生かし、楽しいステージで会場を沸かせ本人たちも満足のステージとなるも結果は、3位。エンジェルミュージシャンたちは、彼らのステージを楽しみ、そして評価していたものの、エンジェルミュージシャンたちと観客の意見が違ったことを受け、「僕たちが好むレトロと大衆の好みが違う」「ボーカル派は感情が伝わった、シンガーソングライター派は印象的だった“だけ”」と考察した。

ステージを降りたクマンは、「2人に申し訳なかったです、シンガーソングライター派ならではの個性を活かすべきだった」「僕の希望にしたがってくれたんです、3位になった瞬間…」と言葉を詰まらせ、涙を堪えながら「すみません」とカメラの前で初めて涙をみせた。そんなクマンに対して視聴者からは「本当に最高だったよ」「編曲最高だったよ泣かないで」といった温かい声が寄せられた。

結果を受けて、参加者たちは「私たちが頑張ろう」「僕たちが頑張ろう」「私たちが点数を稼ごう」と派ごとに団結を深めている様子。ステージを終えた各派のメンバーが控室に戻ると「1位になったぞー」「ごめんね」などの声が飛び交い3派が存在する『青春スター』ならではの残酷さが垣間見えた。

次回、6月9日(木)夜9時30分から放送される#4でも3派が激突。まさかの共同生活の場から出ていく者、「怖すぎて一緒にできない」と弱音を吐く者、泣き叫んでしまう者まで…。2位、3位になったら脱落者が必ず出てしまう残酷なルールだからこそ、連帯責任のプレッシャーに追われる参加者たち。
果たして本選1ラウンドを制すのはどの派になるのか。#4は6月9日(木)夜21時30分から放送される。

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