【写真】涙を浮かべながらパフォーマンスをする須田亜香里【23点】
須田は、2009年11月にSKE48第3期オーディションに合格し、2010年2月には、チームSへ昇格。
須田のサイリウムカラーである赤色に会場が染まる中、「SKEフェスティバル」公演は「重力シンパシー」でスタート。「キミが思ってるより…」、「ほっぺ、ツネル」、「SKEフェスティバル」と続けてパフォーマンス後、自己紹介へ。須田が大好きでたまらないメンバーの集まりである“須田会”のメンバーである浅井は、須田への愛を話し「好きになって9年なんです。本当に寂しい気持ちと卒業公演に出られて嬉しい気持ちとで感情がやばいんですけど、最後のステージは大好きな気持ちを9年分伝えていきたいです」と話した。
副リーダーを務める福士は加入前に握手会に通っていたことを告白し「まんまと(握手に)つられたけど、リーダーと副リーダーという関係で恥ずかしくて言えなかった」というエピソードを披露。須田は「ぬいぐるみに衣装着せてる系女子だったよね」と福士のファン時代を覚えていることを話し、ステージにいたメンバーは須田の記憶力の良さに感心。
須田の自己紹介になると客席のファンがお揃いのウチワを持っているのを目にして「みんなお揃いのウチワ持ってるの?ホントに嬉しい。ありがとうございます」と笑顔に。「13年前の今日11月1日は、SKE48のオーディションに合格した日でした。
浅井と同じく須田会のメンバーである井田は「今日はポジションが近くて横で踊ることが多いんです」と喜び「隣から支えられるようなパフォーマンスをしていきたいと思います」と須田への愛を伝え、和やかに公演は進んだ。
--{「温かく優しく育ててくださって本当にありがとうございました」}-
ユニットブロックで須田は「1994年の雷鳴」をスタンドマイクで披露し、かっこいい姿でファンを魅了。本編最後の楽曲「キンモクセイ」の披露前には怪我で一部出演となったSKE48キャプテンの斉藤真木子が登場し、涙ながらに思い出を語った。須田は楽曲披露中、涙を浮かべながら本編を終え、アンコールでは事前に録音されたファンの方からの「あかりん」コールと大きな拍手が会場中に響きわたる。
「恋のお縄」「美しい狩り」の披露後、2分間MCでは須田の大ファンを公言する研究生の篠原京香が登場。10月25日に開催された須田亜香里卒業公演の第一弾であった「制服の芽」公演での出来事を振り返り、須田への感謝を語った。「未来が目にしみる」まで公演曲16曲を披露後、Wアンコールでは須田が初センターを務めた「ソーユートコあるよね?」に続き、TeamEの楽曲「オレトク」を全員で披露。MCを挟み、センターステージが開くとファンから送られたピンク色の花冠を付けたドレス姿の須田が登場し、卒業ソロ曲「私の歩き方」を心を込めて歌った。
卒業セレモニーでは、斉藤から加入当時のエピソードやプライベートでの話など、13年間の思い出を振り返る感動的な手紙が送られた。最後の挨拶で須田は、Team E のメンバーやファンへの感謝の気持ちを述べ、メンバーには円陣に込めた意味を伝えて、スタッフと協力して「これからもより良いSKE48を作っていこうという意識をもってほしいです」と激励。
スピーチの最後には、須田の後任となる次のリーダーが8期生の佐藤佳穂となることが発表された。須田は「私の中でさとかほ(佐藤)はいつもファンの方のことを想って動いてるところが好きで、プロとしての姿勢も尊敬してました。Team Eのリーダーにピッタリだと思うので、これからよろしくお願いします」と話し、佐藤は「限界の先の景色、想像してなかったところを攻められるチームになれるように自由にやっていきたいと思います」と意気込みを語った。
須田は最後に「これからもSKE48のメンバー、これから関わってくれる全ての方が笑顔になってくれることを願っています」と「桜の花びらたち」で劇場公演を締めくくり、ファンへ向けて「温かく優しく育ててくださって本当にありがとうございました!」と充実した笑顔でステージを後にした。
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