【写真】真っ赤なドレスを着こなす荒井優希と赤井沙希、ほか試合の模様【43点】
“Wasteland War Party”のいきなりの奇襲攻撃から始まった対戦。リング外で荒井がハイディ、赤井がマックスと対峙する。荒井が倒されると、ハイディとマックス2人がかりで赤井を攻撃する。荒井がドロップキックで反撃するも、マックスに捕まり高い位置からのボディスラムで何度もマットに叩き付けられてしまう。赤井がコーナーポストからのジャンピングキックをマックスに決め、長い脚で三角絞めをかける。そのまま持ち上げられて叩きつけられ、荒井がフルネルソンバスターを試みるも持ち上げられず、パワーと重量で圧倒される展開に。
そんな中でもマックスの顔面に荒井がキックを決め、赤井と連携しダブルのブート、新人賞と見せ場を作った。荒井は得意技"Finally"を狙うも阻止され、必死で逆さ押さえ込みをかけるなど抵抗。最後は“Wasteland War Party”の驚異の合体技「マスターブラスター」で11分29秒、荒井がフォールを許し、“令和のAA 砲”が4 度目の防衛に失敗。“Wasteland War Party”がプリンセスタッグ第11代王者組となった。
試合後ハイディは、「思った通りの結果になったし、思った通りピンクのベルトは私たちの方が似合う。あの子たちはただ残念ね、って言うしかないわね」と笑顔でコメントした。
荒井は赤井とタッグを組み、15日(日)東京・大手町三井ホールからスタートする「第3回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」に出場する。再び“Wasteland War Party”にリベンジするため、タッグトーナメントでの優勝を狙う。
赤井は「自分のプロレスラーとしてのキャリアは9年になります。いろんな選手とやってきた方とはいえ、あのタイプは初めてで。今回ベルトは無くなったんですけど、新年早々こういう思いをさせてくれて、そういう意味では対戦相手には感謝しています。優希ちゃんのことも心配でした。しかし試合後の目を見て全然火は消えてないなと思ったので、新年早々うちらに火をつけてくれました。前にトーナメントが決まったっていう時と今とで、リングに立つ自分の気持ちが全く違うものになりました。トーナメントもちゃんと勝ち上って、あのベルトを取り返さないと示しがつかないので」とコメントしている。
荒井は「本当に怖かったんです。2023年が始まって一発目の試合で、しっかりベルトを守って、今年もチャンピオンとして頑張りたかったです。
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