【写真】晶穂(黒川智花)と千晴(小芝風花)、ほか場面カット【4点】
『転職の魔王様』は、“転職の魔王様”の異名を持つ、毒舌敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐(成田凌)が、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる、心ゆさぶる“転職”爽快エンターテインメント。
黒川は、子育て中の社員をサポートするためとはいえ、周囲の社員に重度の負担を強いる会社の体制に我慢できず、転職を決意した皆川晶穂を演じる。
今回の見どころの一つは、求職者に働く母親の“痛いところ”を突かれて珍しく落ち込む広沢のために、後輩の千晴(小芝風花)が立ち上がるところ。子育てと仕事の両立に奮闘する社員と、自らの時間と労力を削ってそれをサポートする社員。互いに気持ちよく働くためには、どうしたら良いのか――産休・育休が当たり前になった今なお、はびこる問題に、千晴はどう立ち向かうのか?
「子育てしている人が憎いわけじゃない」――応援したい相手を素直に応援できなくなり、自身の結婚・出産にも明るい未来を描けなくなった女性の心理を見事に体現した黒川智花からコメントが届いた。
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――台本を読んだ際の感想、『転職』についてのイメージなどございましたらお願いします。
黒川 「転職」という選択肢は、自分の生活や環境が大きく変わるのでは?と、思い切りや勇気がいることのように感じていました。しかしこの作品は「転職」をシリアスに考え過ぎず、「必要なら一歩踏み出してみよう」と、働く全ての人の背中を押してくれるような作品だと思いました。
――演じられる皆川晶穂を、どういう人物と捉えていますか? 演じるにあたり意識したことや、注目してほしいポイントを教えてください。
黒川 私が演じる皆川晶穂は、仕事熱心で自分の仕事だけでなく同僚もしっかりサポートする真面目で自立した女性です。しかし真面目が故に、産休・育休中の先輩の分も自分が頑張ろうと無理をしてしまう、そんな働く女性です。今の仕事は好きなので続けたいけれど、上司は頼りにならず、このままでは将来が不安…。
――ドラマにちなみ、もし、黒川さんが『転職』されるとしたら、どういった職業に?
黒川 昔から動物が好きなので、動物園や水族館など、生き物と触れ合えるお仕事に携われたら嬉しいなと思います。どのような職種であっても、責任感と信念を持って仕事と向き合うプロフェッショナルな方々を尊敬しています。
――撮影中はいかがでしたか?
黒川 成田さん、小芝さん、山口さんに空き時間のカードゲームに誘って頂きました。長丁場の撮影でしたので、良い息抜きとなりました。今回共演シーンが多かった御三方の皆さんとは初共演でしたが、楽しく過ごせた撮影期間でしたし、スタッフさんたちの暑さに負けない爽やかな笑顔が印象的な現場でした!
――第7話の見どころ、視聴者へのメッセージをお願いします!
黒川 「皆が働きやすくて、子育てもしやすい会社とは?」について考えさせられる第7話。仕事への向き合い方に悩む女性を転職エージェントの皆さんがどのように導いてくれるのか注目です。また、仕事に励む一方、学生時代からお付き合いをしている彼氏との生活も描かれていますので、ふたりの結末も見届けていただければ幸いです。
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