吉岡里帆&永山瑛太主演ドラマ『時をかけるな、恋人たち』(フジテレビ)の第3話が10月24日(火)に放送された。

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第3話では、廻(吉岡里帆)にモテ期到来か!? 密かに好意を寄せていた会社後輩の広瀬(西垣匠)から、まさかの告白…という寸前で廻が言葉を制して、なんとか緊急回避(でも超嬉しい)。
と思ったら次の日には、得意先でまさかの初恋相手・諸星(ラランド・ニシダ)と再会。彼にとっても廻が初恋の人だったと告白され、猛烈アタックで食事に誘われる。…いや、あの美少年が成長すると何でラランド・ニシダになるんだ? もう一度言おう。何でラランド・ニシダになるんだ?(以下、放送されたドラマのネタバレを含みます)

もちろん、10年間彼女のことを想い続けてきた翔(永山瑛太)の恋の炎も燃え盛るばかり。壁ドンと顎クイのテクニックを駆使して、アピールしまくる。廻の周囲が、にわかに騒がしくなってきた。
時を超えたロミオとジュリエットの物語は、これからが本番のようである。

そして今回も、タイムパトロール隊員としてのお務め開始。何やら未来では、時空犯罪団と呼ばれるお尋ね者がいることが明かされる。絶滅したマンモスなどの動物の肉を未来に密輸し販売している、密輸団のルーパーイーツ。2100~2200年代に制作された映画作品を過去で上映し、金銭を得ている時空映像盗賊・26世紀フォックス。

そして、あらゆる時代を飛び回り悪事を犯すカップル強盗の時空賊、マギー&キケロ。
…いやいや、これどう考えても廻&翔(メグー&カケル)では? 2人はタイムパトロール隊を抜けて時空犯罪団になったのか? 第3話、気になるポイントが多すぎる!

今回の違法トラベラーは、ホストの永遠(吉村界人)にすっかり入れあげてしまい、過去にタイムトラベルしてはホストクラブに通っている水無瀬チサ(清水くるみ)。そして実は、永遠もチサのことを真剣に想っていた。未来人と過去人の禁断の恋。何とか辻褄を合わせようと、必死に知恵を絞る廻。そこに、謎の手紙が投げつけられる。そこに書かれていたのは、「彼のDNAを調ベヨ マギー&キケロ」という謎のメッセージ。


さらに、未来でマギー&キケロがクローン工場に潜入し、クローン・ベイビーを盗みだしたという報告が入る。なぜ彼らはそんな真似をしたのか?さっそく永遠のDNAを調べてみると、何と彼の正体はクローン・ベイビーであることが判明する。永遠とチサは未来人同士だったのだ。結果的にマギー&キケロの行動によって、晴れて2人はカップルとなる。

ラストは急展開だ。翔から改めて「付き合ってほしい」と告白される廻。
そして、その思いを受け入れる廻。廻&翔もまた、晴れてカップルとなる。だが2週間後には、廻のタイムパトロール隊員としての任期が満了となり、記憶が消されてしまう。運命の恋人となった2人は、それから逃れるために逃げ続けるしかない。これは、時空賊マギー&キケロが誕生する前触れなのかも。

筆者が気になるのは、初恋相手だった諸星から「あの時手紙くれたやろ?」と言われていたこと。
廻の記憶では、彼にラブレターは渡していないはず。となると何かの要因によって、時空がねじまがったのだろう。「覚えてないないの?」と翔がおでこに指を当てるポーズも気になる。これは2人だけの特別な何かなのだろうか?これらの伏線は、次回以降に明らかになるはず。

引き続き、第4話以降の<恋の超展開>に超期待であります!

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