趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(総合・月曜~土曜8時ほか)の第51回が11日(月)に放送され、新曲『アイレ可愛や』の披露や、水上恒司演じる村山愛助の登場に大盛り上がりのスタートとなった。

【写真】水上恒司演じる青年・村山愛助、ほか『ブギウギ』第51回場面カット【5点】

昭和18年、「福来スズ子とその楽団」は地方巡業を重ねていた。
羽鳥善一(草彅剛)作曲の『アイレ可愛や』は、当時あまりジャズに馴染みのなかった田舎の人たちにも受け入れられ、観客も手拍子で参加できる人気曲となっていた。そんなある日、巡業で訪れた愛知の劇場で、スズ子(趣里)の大ファンだという学生・村山愛助に出会う。

大人に連れられスズ子の楽屋までやって来た愛助だが、恥ずかしがり屋なのか俯いてなかなか帽子を脱ごうとしない。スズ子は、愛助が一瞬見せた笑顔にゴクリと息をのむ。愛助の愛らしい笑顔と少し鈍臭い仕草に、戦死した弟・六郎(黒崎煌代)の姿を重ねたのだ。

その日、スズ子たちはある宿に泊まることに。
着いてそうそうお金を失くしたと騒ぐ小夜(富田望生)が泥棒だ!と目を付けたのは、同じくこの宿に泊まろうとしていた愛助だった。スズ子が、疑ったお詫びにと愛助を夕飯に誘うと、愛助は「ほんまによろしいんですか、福来スズ子さんと…」と緊張の面持ちを見せた。

愛助は大阪・島之内の出身で、今は東京の大学に通う20歳だという。スズ子は愛助の話に「やぁ~若い!」と言いつつもどこか意識している様子で、愛助もスズ子を憧れと羨望の眼差しで見つめていた。

第11週「ワテより十も下や」の始まりに、視聴者からは「水上くん待ってました!!」「初登場愛助さん、とっても素敵だった」「学生さん、雰囲気が六郎に似てるかも。スズ子が六郎思い出すのわかる気がする」「アイレ可愛やかわいかった~あとでゆっくり聴きたい」など多くの反響の声が集まっていた。


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