ABEMAは、「ABEMA NEWSチャンネル」において、『ABEMA的ニュースショー』を毎週日曜正午より生放送している。11日(日)の放送では、ピン芸人コンテスト『R-1グランプリ2024』の準決勝において、同大会の2022年王者であるお見送り芸人しんいちが審査員を務めることが発表されると、R-1ファンや芸人たちから厳しい意見が相次いだことを紹介した。


【写真】後輩に審査されるのが嫌? 審査員の選定について議論する千原ジュニア【3点】

準決勝の審査員を務めることが発表されると、しんいちは自身のX(旧Twitter)に「私は!!審査員様だ!!ワハハハハハ!!!R-1グランプリ最高」と投稿。

そこへSNSユーザーから「盛り下がるなぁ」「お笑い知らん人が審査やるの?」と否定的な意見が寄せられると、しんいちと“犬猿の仲”とされるZAZYも「審査員の大役を“おいしい”としか思ってない芸人に頼まないで欲しいよ」と応戦し、準決勝に進出したおいでやす小田も「旧R-1予選で一度も僕らに勝てなかったしんいちくんが?!しんいちくんが悪いというよりR-1が悪い」と持論を展開した。

これらの批判の声に、しんいちは「僕が『やりたい!』って言ったんとちゃいますよ。R-1事務局の方がいろいろ考えた結果、審査員のお話をいただいたんです」と胸を張ると、続けて「申し訳ないですけど、僕は“チャンピオン”なんです。ZAZYも小田さんもピン芸人としてめっちゃ面白いことは認めてるけど、世の中には“チャンピオン”か、“チャンピオンじゃない”しかいないんです。僕には“チャンピオンじゃない”人の声が入ってこないんです」と主張。


さらに、しんいちはSNSユーザーから「R-1のためを思うなら、審査員降りてください」「私はあなたの優勝をまだ認めてません」などの声が寄せられたことを明かした上で「それでも僕は辞めない。準決勝の審査員したい!そこまでやりたいのは、僕は王者・チャンピオン・勝ち組だからです」と威勢よく反論し、笑いを誘った。

番組MCを務める千原ジュニアは「芸人審査員やと、先輩・後輩・同期があるからね」とした上で、「小田はしんいちよりも先輩なわけやから、『なんで後輩に審査されなアカンねん』と思うのかも。それで語るのであれば、しんいちと一緒に準決勝の審査員をやるなだぎ武は俺の同期。俺がもしR-1に出るとしたら、『なんで?』って思うもん」と、芸人として複雑な胸中をのぞかせた。

お笑い芸人の永野は「真面目に話すと、あのX投稿はR-1を盛り上げるための、しんいちなりのエンタメだったのでは?」と冷静に分析。


さらに、「ピン芸人は“R-1中毒”みたいなヤツも多くて、大会をエンタメ化することを無性に嫌う。僕はそこまでR-1への想いがなかったけど、芸人としてはその気持ちが分かる」と芸人たちの心境を代弁した一方で、「しんいちの肩を持つわけじゃないけど、R-1中毒の芸人はエンタメのしんいちに負けた。だから、しんいちが言っていることが正しくなるというか…」と話した。

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