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「婚姻は両性の合意のみによって成立する」という直人(青山凌大)の言葉を聞いて、何かを思い出した寅子(伊藤沙莉)は、山田轟法律事務所に向かう。
轟は寅子の謝罪を「そうか」と笑顔で受け止めた。そして「人間なんてそんなもんだ。今振り返ってみればの連続。過ぎてから分かることばかりだ」と、自分が昔から男らしさにこだわっていたこと、花岡のことを恋愛対象として意識していたこと、よね(土居志央梨)の言葉がきっかけで自分を見つめなおせたことを赤裸々に話した。
遠藤と一緒に過ごせて幸せだという轟は「でも…」と、ふと壁にかかった憲法第14条を見る。「この先の人生、お互いを支い合える保証は法的にない」「俺らが死ねば俺らの関係は世の中からなかったことになる」…轟の言葉を、寅子は真剣な目で聞き「ありがとう、轟さん」と感謝を伝えた。
SNSでは「轟ーー!!ほんと幸せになってほしい」「全部の表情、戸塚さんの演技で涙が出た」「ああもう、轟が優しすぎて涙が止まらん」など多くの声が寄せられ、#俺たちの轟 がトレンド入りするなど轟の言葉に反響が集まっていた。
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