3月8日から9日の2日間、VTuberグループ『ホロライブ』の大型イベント「hololive SUPER EXPO 2025」が千葉・幕張メッセで開催された。今年のテーマは「hololive ARCADE」。
参加者はタレントと一緒に「遊ぶ」「競う」「協力する」ことをコンセプトにした展示やアクティビティを楽しんだ。

【写真】『ホロライブ』6期生「秘密結社holoX」所属のラプラス・ダークネスのコスプレを披露、亀太郎さんの撮り下ろしカット【7点】

さらに、コスプレをしながら楽しめるのも同イベントの魅力の1つ。特にコスプレエリアでは『ホロライブ』タレントに扮したコスプレイヤーたちと「ホロリス」(『ホロライブ』ファンの名称)との交流や写真撮影は終始賑わいを見せており、自作した新衣装やネタ系、概念コーデと呼ばれるファッションで参加する「ホロリス」の姿も。「ENTAME next」では当日会場で注目を集めたコスプレイヤーさんに直撃インタビューを行い、撮り下ろしの撮影にも応えてもらった。

今回、お話を伺ったのは、『ホロライブ』の6期生で、「秘密結社holoX」所属のラプラス・ダークネスのコスプレをしていた、身長141cmの亀太郎さん。海外から取り寄せたという衣装を着こなしていた彼女にコスプレのこだわりや、低身長で得したことなど訊いてみた。

――コスプレを始めたキッカケは?

亀太郎さん 中学3年生のころ、『ニコニコ超会議』というイベントで、ダンスパフォーマンスに出演されていたコスプレイヤーさんから、ファンサをしてもらったことがキッカケです。その瞬間に「私もあっち側をやってみたい」と思ったんですよね。もともと2次元は好きでしたし、好きなキャラになりきって誰かを喜ばせられるなんて素敵だなと。当時は中学生だったので、お金がないなりに頑張ってやっていました。

――表側に立つことに勇気がいると思うのですが、元々目立ちたい性格ですか?

亀太郎さん いや!全然目立ちたくない、ド陰キャでした。すぐ諦めたんですけど、でも1回はやってみたいと思うじゃないですか。


――諦めから再熱した理由があったのですか。

亀太郎さん 2年前くらいかな。SNSで繋がってる相互さんからも「亀ちゃんと一緒に仕事してみたい」と声をかけていただいたことがあったんです。それで頑張ろうかなみたいな。

――実際にコスプレのお仕事はできたのでしょうか?

亀太郎さん ありがたいことにご縁がありまして、「ニコニコ超会議」と「東京ゲームショウ」でスマホゲーム『勝利の女神:NIKKE』の公式コスプレイヤーとしてお仕事させていただいたことがあります。

――目標を達成したのですね!では、「hololive SUPER EXPO 2025」にちなんで、『ホロライブ』を好きになったキッカケを教えて下さい。

亀太郎さん 元々Vtuberが好きでよく観ていました。その流れで、百鬼あやめちゃんの歌ってみた動画がおすすめに流れてきたんです。「なんだ!?この可愛い人は!」と衝撃でした。それからは『ホロライブ』のタレントさんって生配信でコラボすることが多いので、色んな方の配信を観て「可愛いな!癒しだな」と、気がつけば沼のごとくハマっていました(笑)。

――今日はなぜラプラス・ダークネスのコスプレを?

亀太郎さん 『ホロライブ』での推しが百鬼あやめちゃんとラプラス・ダークネスなんです。ラプちゃんは最近衣装を買ったので早くやってみたかった!

――推しのコスプレで参加する「EXPO」の感想をお願いします。


亀太郎さん 「EXPO」ってお祭り感があってすごく楽しいですし、周りを見渡すと同じ『ホロライブ』好きのオタクしかいない。この環境は幸せですよね。さっき、通りすがりの方から、「リアルサイズのラプラスだ」みたいなことを言われて、それもめっちゃ嬉しかったです!

――確かにすごく小柄ですね。身長は何センチですか?

亀太郎さん 141cmなんですけど、今日は足を長く魅せようと思ったので、厚底の靴を履きました。ちなみにラプちゃんは139cmだそうです(笑)。

――ほぼ等身大!この身長で得したことはありますか?

亀太郎さん 比較的若く見えやすいことかな。最近は高校生ぐらいに見られがちなのでちょっと複雑ですけどね(笑)。

――あまり嬉しくはない?

亀太郎さん 嬉しいですが、私はお姉さん系に憧れているんです。「あーお姉さん系になれてないんだな」と、ちょっとだけしょぼんとしちゃいます。

――では衣装のこだわりを教えてください。

亀太郎さん こだわりはいろいろあるのですが、1番は尻尾です。海外製品のやつをわざわざネットで買ったのですが、届くまで1か月ぐらいかかったんですよ。
でもしっかり形がキープされるし、動きも出るので写真映えするんじゃないかなと思っています。

――ちなみに学生さんですか?

亀太郎さん 平日は受付事務をやっていて、副業でデザイナーと、アパレル関係のお仕事をさせていただいています。

――最近あったハプニングを教えて下さい。

亀太郎さん 直近だと、今日ですね。更衣室から出て数分経ったときに「お尻がなんか軽いな」と思ったら、尻尾が根元からなくなっていて……。「まずい、尻尾がない」と気づいて来た道を戻ったら、会場にボトッと落ちていました(笑)。

――見つかってよかったですね!では、最後に今年の目標を聞かせてください。

亀太郎さん 自分の好きな作品、キャラクターのコスプレをたくさんして、楽しかったと言い切れる1年にしたいです!

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