ホストで実業家のROLAND(ローランド)が、4月12日に自身のインスタグラムを更新し、大手脱毛サロン「ミュゼプラチナム」の会員を支援する方針を発表している。

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“ホスト界の帝王”と称されるローランドは、年間売上1億7000万円超という実績を持ち、最近では脱毛サロンなどの美容関連事業にも精力的に進出している。


ミュゼは今年3月、経営の悪化を理由に全国の店舗を一斉に休業。従業員への給与未払い問題も報じられるなど、大きな騒動に発展すると、助け舟を出す決意を固めたのがローランドだった。

4月1日に更新したインスタグラムで、ローランドは「ミュゼさんが経営危機という事で」「優秀な社員さんと立地のいい物件は全力で取りにいこうと思います」と述べた上で、「未払いとなって受け取れていない社員さんの給与のサポートなども含めて絶賛検討中です」と明かしていた。

そして、12日に新たに投稿された動画では、「ミュゼさんの会員様でなかなか脱毛の施術を受けられなくて困っているというような声を多数耳にしまして、我々としても同じ業界の一員として何かできることはないかなといろいろと模索しまして」と説明。その上で、自身が展開する脱毛サロンにおいて、ミュゼの既存会員を対象とした救済措置を講じると発表した。

具体的には、全身脱毛を最大3回まで無償で提供するプランを用意するとしており、「もちろん、今抱えているお客様が最優先となります」と前置きしながらも、空き枠やキャンセル分に限定して対応する意向を示した。

「脱毛したいのに、お金払ったのに(施術を)受けられない。そんな困っているミュゼさんの会員様たちの少しでも力になれたらなと、このプランを提案させてください」と語り、同業界の一員として支援の手を差し伸べる姿勢を強調した。

「ローランドの今回の対応は、経営者としての高い視座と実行力を感じさせます。ミュゼプラチナムの経営難という業界の問題に対し、自らの脱毛サロンを通じて即座に支援を表明することは極めて異例であり、真摯な業界への想いも伝わります。特に注目すべきは、無料での全身脱毛提供という、具体的かつ利用者のニーズに直結する支援策を講じた点です。単なる言葉だけの支援ではなく、今、実際に困っている会員が何を求めているのかを考慮しつつ、『既存の顧客が最優先』として、現在の顧客満足への配慮も意識する見事なバランス感覚を保っています。
ネットでは『これぞローランドの巧みなビジネスセンス』だとして喝采を送る人が多く、『色んな人に配慮ができてるのはさすが』『助けられた人は次に絶対ローランドのサロンに通うことになるからね。めっちゃ賢い!』などの反応が並んでいました」(テレビ誌ライター)

全方位へのスマートな気配りと実行力を見せたローランドの振る舞いは、業界にとっても一つの模範となるにちがいない。

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