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まず、『ダウンタウンチャンネル(仮)』は、定額制のサブスクリプションサービスとなり、ダウンタウンに関連するコンテンツを配信する予定。ユーザーが参加可能なライブ配信も取り入れ、ダウンタウンに関するコンテンツが集約されるサイトとなる。読売新聞など複数のメディアによれば、ダウンタウンが所属する吉本興業は昨年12月、さまざまな企業から出資を受けて同チャンネルに関連するファンドを設立したという。数十億円規模の資金を集め、海外販売も視野に入れているようだ。
また日刊スポーツは、吉本興業の関連会社が運営するプラットフォーム「FANY」内でサービスが展開される見込みだと報じている。他のメディアも同様の内容を伝えており、情報の確度は高いとみられる。
これらの情報を総合すると、『ダウンタウンチャンネル(仮)』は潤沢な予算を確保したうえでスタートする可能性が高い。ファンドが集めた資金をどう使うかは不明だが、コンテンツ制作にかなりの予算が割り当てられるだろう。
では、一体どんなコンテンツが作られるのか? まず、松本人志は昨年末に同チャンネルの構想を語ったインタビューで、「とにかく一発目は浜田と2人でやりたい」と表明している。これが、漫才なのかコントなのか、フリートークなのかわからないが、まずはダウンタウンの2人だけが登場するコンテンツが制作されることは間違いなさそうだ。さらに、ダウンタウン関連のさまざまなコンテンツが集約されるとすれば、過去にコンビで出演した番組のアーカイブが見られる可能性も高い。各局との調整が必要ではあるが、テレビ業界に大きな影響力のある吉本興業ならば、調整は不可能ではないだろう。
コンテンツの詳細について『女性セブンプラス』は、3つのカテゴリーに分けて配信すると報じている。コンビで出演する枠と、松本人志の単独枠、浜田雅功の単独枠が設置される予定だとか。この情報を元に『ダウンタウンチャンネル(仮)』の構成を推測すれば、より個人のコンテンツが盛り上がるのではないだろうか?
現状、松本は休業中だが、浜田に関しては体調不良から復帰して『水曜日のダウンタウン』(TBS系)をはじめ、個人で受け持つ多くのレギュラー番組に出演している。そう考えると、チャンネルに注力できる時間は少なくなりそうで、コンビでの出演は限られるのかもしれない。その分、松本が個人で参加するコンテンツが多くなることが予想される。
では、松本はどんなコンテンツを生み出すのか? 松本といえば、世界でも注目された『HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル』(Amazonプライム)や、大喜利がメインの『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)、トークに革命を起こした『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)など、革新的な番組を手掛けてきた。
今回の『ダウンタウンチャンネル(仮)』に関しては、複数のメディアが吉本興業の芸人をはじめ、他事務所の芸人にも声をかけていると報じている。つまり、上に挙げた番組のように、団体で笑いを作り出すコンテンツが用意されるのではないだろうか? さらに、松本は大喜利に強いこだわりがあり、過去には『一人ごっつ』(フジテレビ系)でフリップを使ったボケや“写真で一言”などを広めた。同チャンネルでも、大喜利が重要なコンテンツになるのは間違いないだろう。
浜田については、現在も出演する『浜ちゃんが!』(読売テレビ)や『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)のように、芸人以外の著名人と番組を作るのがうまい。その特性を活かして、松本とは違った形で芸能人やスポーツ選手を取り上げるコンテンツを制作する可能性が高いのではないだろうか? スポーツや音楽など、松本には無いジャンルのコンテンツを充実させることが考えられる。
ここまで各メディアが報じた『ダウンタウンチャンネル(仮)』の情報を整理し、どのようなコンテンツが制作されるのかを推測してきた。公式情報が一切ないため想像は尽きないが、一つ言えるのは、芸人自身が運営する歴史を変えるメディアになるということだ。これまで数々の伝説を築き上げてきたダウンタウン。サービスがスタートし、再び元気な2人が揃うところを早く見たい。
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