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【写真】ランジェリーカットも、村瀬紗英写真集、先行カット
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──今作の撮影地である韓国は村瀬さんの希望ですか?
村瀬 そうです。一番最初の打ち合わせで「韓国がいいです!」と言いましたね。
──それはやはり『PRODUCE48』のオーディションなどで愛着もあったから?
村瀬 はい。5カ月ほど韓国で合宿をしていて、そのときに自己プロデュースの大切さをめちゃくちゃ学んだんです。自分なりのパフォーマンスの表現方法や、自分に何が求められているかを感じ取る大切さなどを知って、自分が変わることができたのが韓国だったんですよね。実際に周囲からも「オーディションをきっかけに変わったよね」と言われることも多くて。あと、オーディションから2年ほど経ったんですけど、今でも私のことを応援してくださる韓国のファンの方がたくさんいるので、感謝を伝える意味でも「韓国がいいな」って。韓国は「私のアナザースカイ」なんですよ(笑)。
──撮影地に韓国を選んだのはとても村瀬さんらしいなと思いました。
村瀬 打ち合わせの時点で、韓国以外は考えられなかったです。ただ撮影がすべて終わった後、「そういえばハワイやアメリカって選択肢もあったな?」って思い出しました。でもとても良い写真がたくさん撮れたので、やっぱり韓国で正解だったなと思います!
──そんな韓国での撮影はいかがでしたか? スケジュールが結構タイトだったと聞いていますが。
村瀬 2泊3日の撮影スケジュールで、韓国に着いた瞬間からもう撮影(笑)。帰りも飛行機の時間ギリギリまで撮影していて、ずっとバタバタしていました。夜も遅くまで撮っていましたし。でも、「せっかく韓国に来たんやから」と思って夜中に衣装さんやメイクさんと一緒にマッサージに行ったり、東大門というところでアクセサリーをいっぱい買ったりして楽しみました!
──タイトなスケジュールの中でも韓国を楽しんだんですね!
村瀬 「楽しまなアカン! もう寝んでええわ!」と(笑)。
──タフですねぇ。グルメも堪能しましたか?
村瀬 食事中も撮影しようという話になったので、写真映えするお店をリサーチしてもらって、そこでチキンやピザやケーキなどいろんなものを食べました。2泊3日の間で食べたものはすべて写真集に載っています!
──ちなみに韓国での撮影は村瀬さん自身の提案でしたが、具体的に「この場所で撮りたい」という要望はありましたか?
村瀬 「Mamma mia」と壁に書いてあるカフェがあって、そこで撮りたいと伝えました。私が『PRODUCE48』のオーディションの課題曲でKARAさんの『Mamma mia』に挑んだとき、その映像がネットで話題になったんです。なので、「そのカフェで撮れば過去と今の私がリンクするな」と思って撮らせていただきました。
(取材・文/左藤豊)
▽村瀬紗英ファースト写真集『Sがいい』
撮影:熊木優
出版社:主婦と生活社
発売日:4月22日(水)
定価:2,200円