AKB48 チームKが4月16日、現チームによる最終公演を行ない、大島優子がサプライズ出演した。  AKB48劇場で行なわれた「最終ベルが鳴る」公演の千秋楽は、最後の曲を迎えるまではふだんと同じような雰囲気で進行。
最後の1曲『支え』を披露する前に、各メンバーから感謝の気持ちを伝える場が用意され、こらえきれずに思わず涙を流すメンバーも見られた。  ここで倉持明日香が、「この”大島チームK”の千秋楽は、この人なしでは終われません!」と、大島の名前を口に。観客席がざわめくなか、「みんな~、元気?」と笑顔を浮かべた大島が登場だ。  これには観客も大歓声。メンバー全員で『支え』を披露し、さらに本公演がJKT48に移籍する近野莉菜の壮行会でもあったことから、近野が大好きだという『草原の奇跡』もパフォーマンスした。  各メンバーの感謝の言葉を舞台袖で聞いていた大島は、メンバーが語った「このチームで良かった」という言葉に感銘を受けた様子。キャプテンとして率いる"大島チームK"にまつわる思い出やエピソードについて語った。 【大島優子 コメント】  みんなの一言一言を聞いていましたが、「このチームで良かった」という言葉を聞けて、"大島チームK"のキャプテンで良かったと本当に思いました。  最初、キャプテンを任された時はどうしようかと思っていたのですが(※2012年11月1日に就任)、どんどん"大島チームK"としての活動を増やしていった時に、"大島チームK"にしかできないことをしたいなと思って、常に毎日のようにメンバーのことを考えている時もありました。  みんながあまり良い状態ではなかった時があったり、公演の評判が良くなかった時もありました。その時、みんなで集まって、気持ちをぶつけ合おうと、みんなで涙しながら話した思い出があります。でも、あの時、あの瞬間、あの時期を乗り越えた私たちはスゴく強くなりました。
 私が卒業発表してすぐに組閣発表がありました。その時に「大島チームKのせいで組閣があるんだ」という声が聞こえてきました。スゴく悔しかったです。  だからこそ、そんな風に思っている人たちに、そんな風に思わせない私たちの力があるんだと思って、この「最終ベルが鳴る」公演をやろうと決めました。あの時、決断して良かったと思いました。 「最終ベルが鳴る」公演はアクの強かった2期生の印象もあるので、「今の大島チームKでそれを乗り越えられる?」、「頑張れる?」とメンバーに聞いた時、「私たちならできると思う」と力強く言ってくれて、組閣の5日前くらいにやることになりました。最初のリハーサルの時のみんなの意気込みとか姿勢、目の輝きとか全然違くって、私も「あぁ、大島チームKをやっていて良かった」と卒業発表してから思いました。
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