【写真】握手会の女王・須田亜香里の撮り下ろしカット【5点】
――須田さんといえば握手会の女王として有名ですが、新型コロナによって握手会が中止。今はオンラインでのお話し会をしていますが、状況はいかがですか?
須田 私といえば握手会が代名詞だったので、握手がなくなったら何もなくなっちゃうんじゃないか、オンラインは誰も来てくれないんじゃないかって、最初はすごく怖かったんです。でも始まったらファンの方が途切れなかったんです。いつも来てくれる方はもちろん、ご無沙汰だった方もオンラインだからって来てくれて。私はちゃんと人と向き合うことができていたんだなって。ノートにファンの方の名前を書いて覚えたりしていたのがちゃんと形になったのかなって。
――手を握る時のテクニックがすごいと言われていましたが、ちゃんと心もつながっていたんですね。ちなみにオンラインならではのテクニックはありますか?
須田 いろいろあるんですけど、オンラインお話し会って相手のお名前が画面に表示されるんですね。握手会の時は名前を教えてくれない人がいたんですけど、今は名前を呼べます。あと「釣ってください」って人にしたいと思うのが、チュッって音。
――キスですか!
須田 オンラインお話し会を始めたときに、キス顔ってリクエストがあったんですけど、安っぽくなっちゃうからやらないようにしていたんですね。でもオンラインで何ができるだろうって考えて、イヤホンでお話しているから、耳で魅力を感じてもらう方法があるんじゃないかって、キスのときの唇の破裂音を覚えました(笑)。私とのお話し会はスピーカーじゃなくて、イヤホン推奨です。
――聴覚で楽しむASMRみたいな感じですね。最近はバラエティでも好調ですが、心がけていることはありますか?
須田 いい意味で準備をしすぎずに行くっていうのを大事にしてますね。前日ちゃんと寝て、朝ごはんを食べてちゃんと頭が回るようにして、コンディションを整える。打ち合わせ通りに進まないことも多いので、振られた温度感で、より楽しく返したり、その場の感覚を大事にしながら臨機応変に挑んでいます。
――それこそ握手会みたいに、その場のやりとりを楽しむというか。
須田 バラエティもコミュニケーションで成り立つものだから。共演者との会話やカメラのアングルだったり、編集してくれる人だったり、みんなで楽しいものを作ってるんだって、自覚を持つようになってから、すごく楽しいです。
――爆笑問題の田中裕二さんと『熱闘!Mリーグ』で共演していますね。
須田 めちゃめちゃ優しいです。
――ソロの仕事が好調だし、そろそろ卒業を考えたりしないですか?
須田 うーん、辞めたいとか辞めたくないって次元じゃなくなってる感じですかね(笑)。いさせてもらってる感じ? センターに立ったり、ソロ曲をもらったり、アイドルとしてやりたいことは叶えちゃったし、今はSKE48にどう恩返しできるか……。
――SKE48の代表として番組に出ることも多いですよね。
須田 私としては個人として意見を言ってるつもりでも、SKE48の意見として見られちゃうことがあったり。それでグループが否定されちゃうようなことがあると、みんなの邪魔をしてるんじゃないかって落ち込むこともあります……。
――ソロとしての須田亜香里と、SKE48の代表では見え方が違いますもんね。今、SKE48としてやりたいことはありますか?
須田 みんなでテレビに出たいですね。この前、地元の名古屋でたまたまSKE48のラッピングタクシーに乗ったんです。
すだ・あかり
Twitter/@dasuwaikaa
▽SKE48 27thシングル 「恋落ちフラグ」
2021年2月3日(水)発売
松井珠理奈卒業シングルであり、初の全員参加も話題になっている
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