カドーは2025年9月5日、ハイブリッド式加湿器の新製品「STEM 500H」を発表した。70℃の低温加熱で細菌や酵母、カビなどの雑菌を99.9%抑制し、1シーズンはメンテナンス不要で清潔に使える。
スチーム式加湿器よりも低温で加熱するので、やけどの心配が少ないうえ、電気代を抑制できる。

希望小売価格は33,000円で、Makuakeでは9月27日より先行予約を実施する。配送は11月中旬の予定。カラーはクールグレー、ホワイト、ブラックの3色。

運転停止中でも加熱機能が働き、雑菌を抑制

加湿器につきものの「掃除の面倒さ」「雑菌の繁殖」「電気代の高さ」という課題を解決した製品。内部の水を約70℃の低温で加熱除菌する「クリーンヒート」技術で、細菌、酵母、カビなどの雑菌を99.9%抑制できるという。さらに、運転停止中でも12時間に1回自動で加熱除菌を実施し、ピンクカビやぬめり、バイオフィルムの発生を抑制する。1シーズン中の掃除が不要で使えるとしている。

スチーム式加湿器に比べて低温で加熱するので、やけどの心配が少ない。また、スチーム式加湿器と比較して電気代を約6分の1に抑える超省エネ設計としている。水中のミネラル成分を吸着・除去するフィルターカートリッジを搭載し、家具や床を汚すホワイトダストを抑制する。

本体サイズは245×315mm、重さは3.1kg。
最大500mL/hの加湿量で、木造8.5畳、プレハブ14畳まで対応。湿度の目安を水タンクの色で示すLEDも搭載する。水タンクの容量は5L。運転音は35~39dBAと静かで、寝室での使用にも適している。
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