松本まりかが主演を務めるドラマ×舞台×小説連動プロジェクト、WOWOWオリジナルドラマ『向こうの果て』が、2021年5月14日(金)より放映開始されることに先駆けて、予告映像と8種のビジュアルが解禁された。
ドラマ×舞台×小説連動プロジェクト『向こうの果て』
本作は、ドラマ、舞台、小説の3つのコンテンツで展開されるオリジナルシナリオの連動プロジェクト。舞台版は、4月23日(金)より下北沢の本多劇場にて上演。
旗揚げ以来、男性キャストのみで公演を行ってきたが、舞台版『向こうの果て』では初の女性キャストとして小泉今日子がゲスト出演することが決定しており、ドラマ版で松本が演じる池松律子役を演じる。
小説は、幻冬舎より好評発売中。ドラマ版、舞台版の脚本と小説を書き下ろすのは、ゴツプロ!の座付き作家でもある脚本家・竹田新。心揺さぶられる濃厚な人情劇に定評があり、高い支持を得てきた。
ある殺人事件の容疑者と、彼女の人生に関わる6人の男たちのミステリー
物語の舞台は、昭和60年の東京。痴情のもつれから、マンションの1室で放火殺人が発生する。逮捕された池松律子(松本)と、死亡した小説家・君塚公平(松下洸平)は幼馴染だった。
事件を担当する検事・津田口(柿澤勇人)の取り調べにも、どこか浮遊しているような態度でするりと躱していく律子。津田口は事件の真相を追って、これまでに律子と関わってきた人物達と接触し始める。
次第に明らかになってくる律子の数奇な人生と、彼女を取り巻く男たちの姿。しかし、彼らが口々に証言する律子の印象は、すべてがバラバラであった。
津田口は事件を深追いするほどに、徐々に律子という人物そのものに傾倒していく。
律子と公平の父親たちが津軽民謡の同じ一座で活動していたこと、そして、そこで起こったある事件。律子はなぜ公平を殺したのか。2人の過去に一体何があったのか。すべての真相が明らかになるとき、閉ざされていた因縁が解き放たれる。
体当たりの演技も必見!予告映像公開
https://youtu.be/yc5Wb90vpog
今回解禁された60秒の予告映像は、「被疑者・池松律子役の口から出てくる言葉はどこか人とは違っていた」という、検事・津田口の独白から始まる。
そして、後に事件の被害者となる幼馴染・公平に狂気的な暴力を振るったかと思えば、時には男を誑かしたり、健気に寄り添ったり、優しい微笑みを見せたりと、男たちが語る池松律子の様々な印象が徐々にあらわになっていく。
激しい雨が降るあの夜、マンションの1室で、律子と公平の間に一体何が起こったのか。津軽三味線小山流三代目・小山豊の奏でる主題曲『時雨』が、この物語の持つ切なさと緊張感を幾重にも奥深く演出する。
松本の体当たりの演技はもちろん、松下洸平、柿澤勇人、加治将樹、渋川清彦、豊本明長、宇野祥平が演じる律子を取り巻く魅力的な男性キャラクターも必見だ。
8種類のキャラクタービジュアルも解禁

さらに、この映像に併せて、松本演じる池松律子のキャラクタービジュアル8種類が初解禁された。夜叉のような女、娼婦のような女、嘘つきな女、柔らかい女、太陽のような女……と、彼女に関わってきた男たちが口々に証言する律子の印象はすべてがバラバラで掴みどころが無い。
今回解禁された8種類のキャラクタービジュアルもそれぞれ異なった印象になっており、彼女の持つ複雑な魅力を垣間見ることができる。
本作で描かれるのは、1960年代~80年代。
Information
ドラマ×舞台×小説連動プロジェクト WOWOWオリジナルドラマ『向こうの果て』
《放映開始日》2021年5月14日(金)
《出演》松本まりか、下洸平、柿澤勇人、加治将樹、渋川清彦、豊本明長、宇野祥平
《原案》ゴツプロ!第6回公演『向こうの果て』
《監督》内田英治 脚本:竹田新 音楽:牧戸太郎
《主題曲》小山豊(津軽三味線小山流三代目)『時雨』
《プロデューサー》大瀧亮、坂下哲也、西紀州
《制作プロダクション》AX-ON
《製作著作》WOWOW
《公式サイト》https://www.wowow.co.jp/drama/original/mukounohate/