仕事や子育てをしながらの家事は、時間との闘いでバタバタと1日が過ぎてしまうことも。自分の時間や家族との団らんを充実させるためにも、家事の時短アイデアを取り入れてみませんか。
キッチン作業編
料理を作るだけでなく、洗い物をしたり片付けをしたりと、キッチンでの作業は時間のかかることが多いですよね。手際よく作業を進めるためには時短アイデアが効果的です。少しの工夫が、毎日を快適にしてくれますよ。
■調理ツールは引っ掛けて出し入れ楽々
aco912さんは、レンジフードにネジ留めできるラックを使って、調理ツールをぶら下げて収納しています。片手にフライパンなどを持ちながらでも、さっと取り出せるので作業がスムーズになります。少し間隔を空けて吊るしているので、取り出しやすい上すっきりとした印象になりますね。
■食洗器と食器収納の場所をチェック
食洗器からスピーディーに食器を収納に戻すアイデアがこちらです。食洗器を開けたときに、隣り合わせになる位置の引き出しを食器収納場所に。こうすることで、一歩も動かずにしまうことができます。この仕組みで毎日のプチストレスが解消されますね。食器に限らず、収納場所は動線を考えて決めると時短につながりそうです。
■お弁当作りは、収納の仕方でスムーズに
忙しい朝もテキパキ動けるお弁当作りのアイデアです。お弁当グッズは細かいパーツやアイテムが多いので、取り出しやすくすることで時短に。bebikoさんはIKEAのワゴンにまとめて収納していました。
■リストを作って、在庫と買い物管理
スムーズにお料理を作るには、ストック管理も必須です。あると思ったものがないと、買い物からやり直しという時間ロスにつながります。そこでheart.emiemi57.whiteさんは、マグネットを使って見やすく管理をしていました。ないものが一目で分かり、写真を撮れば買い忘れも予防できます。
掃除編
汚れが溜まってしまうと重労働になってしまう掃除は、汚れをためない工夫でラク家事になります。ついで掃除や丸洗いなど、意気込まなくても始められる方法なら、生活の中に取り入れられそうです。
■掃除道具常備で、ついで掃除
sweetcloudさんは、ついで掃除で洗面所のキレイをキープされています。歯磨きの時間に、洗面台まわりと床をパパっとお掃除しています。手軽に続くように、掃除道具はすぐ手の届くところにセットするのがポイントです。汚れをためないので、大掃除の手間も省けそうです。
■バスルームは一気に丸洗い
バスルームは、掃除が面倒な場所の1つですよね。毎日磨き上げたり道具をたくさんそろえるのは大変です。でもpuritan_rさんのやり方はとっても簡単。
■お掃除ロボットの手も借りる
床は2台のお掃除ロボットを使って、ピカピカを保っています。時間のかかる水ぶきまで終わらせてくれるのはうれしいですよね。床掃除の時間を他の家事をする時間に使えて効率的です。marocoroさんのように、ペットを飼っている方には特におすすめです。
洗濯編
洗濯は、いつもの「あたり前」にちょっとアイデアを加えることが時短の近道に。洗濯カゴを使わない、アイロンは干す前にかける、洗濯物は畳まないなど、時間や労力がかかっていたことを手放してみることがポイントです。
■カゴいらず、洗濯機から出しながら干す
sacchi-Hana.さんのおうちは、洗濯から収納までがこのスペースで完結する作りになっています。洗濯機がある脱衣所いっぱいに物干しポールを設置して、洗濯機からそのまま出して干せるそうです。雨の日はここで干しておくこともでき、乾いたものから収納棚にしまうという流れに。移動の手間が省けて楽々です。
■洗濯干し道具は、まとめて壁収納
洗濯物を干すベランダから手を伸ばして取れる場所に、有孔ボードで壁収納をDIYしました。物干し道具をまとめて置けるのに見た目もすっきりで、気分もフレッシュに。使って戻す作業がコンパクトになり、快適にお洗濯が進みます。
■干す前のアイロンがけと畳まない収納
時間のかかるアイロンがけは、乾いたあとではなく干す前にするのが時短ポイントです。濡れた状態でアイロンを当てて、仕上げはお日さまの光と風にまかせるだけというアイデアです。シワを作ってしまうようなアイロンがけの失敗もなくなりますね。乾いたらそのままクローゼットにしまえば、さらに時短につながります。
仕上がりは同じなのに気持ちと時間に余裕を残せる、みんなに優しい時短家事。空いた時間で、一息つける余裕が持てるとうれしいです。ルーティン化しがちな家事ですが、ぜひ時短になる見直しをしてみてくださいね。
執筆:Hirari