RoomClipユーザーがだいじにだいじに使い続ける愛用品を紹介する連載。今回は、質感や色彩を味わう趣深いインテリアづくりをされているsachiさん宅で活躍する大迫力の収納家具、「Norte アイアンシェルフ」をご紹介します。


■今回教えてくれたユーザーさん♪

sachiさん

息子と娘との3人暮らしです。2020年に元祖父母宅をリノベして引越したことで、気持ちよく過ごせる家の重要性を再確認すると同時に、家やインテリア好きが加速しました。そのながれで突然転職を決意。現在はカーテンやブラインドなど、窓周りの提案をする仕事の修行中です。


■ご紹介いただいた愛用品

ITEMNorte アイアンシェルフPRICE定価234,300円 (税込)SIZEW1,600×D450×H2450mm、パイン古材、アイアン
「大容量・大迫力!落ち着いた風合いのはしご付きアイアンチェス...の画像はこちら >>

あえて朽ちた雰囲気を出した、パイン古材×アイアンの大容量のはしご付き壁面収納家具です。独特のオーラを放つ家具ですが、どっしりと落ち着いた構えはビンテージスタイルをはじめ、アジア風や古民家風……さまざまなテイストの空間に合わせやすい佇まい。インテリアとしてはもちろん、ショップ什器としても活躍します。


■素材感と迫力に魅入られて……

「大容量・大迫力!落ち着いた風合いのはしご付きアイアンチェスト」 by sachiさん

sachiさん宅はユニークです。意外性を楽しませてくれたかと思えば、ホッと安らぐ郷愁で優しく包み、無骨で力強い安心感を与えてくれる……飽きを覚えさせない雰囲気に満ちています。そんな中からご紹介いただいく愛用品は、リビングで存在感を放つはしご付きのオープンチェスト。まずは、出会いとお気に入りのポイントからお伺いしていきます。

sachiさん

「ひと目惚れでした。以前よく行っていた洋服と雑貨のお店に置かれていて、見た瞬間にパイン古材×ブラックアイアンの素材感と迫力に魅入られ『出会ってしまった!』となったんです。toolboxさんの足場板を採用した我が家のリビング床の素材感ともピッタリ、相性抜群。

リビングの主役に収まりました。」


■何を並べても様になる、抜群の存在感

「大容量・大迫力!落ち着いた風合いのはしご付きアイアンチェスト」 by sachiさん
sachiさん

「整理整頓が得意でなく、なかなか素敵にディスプレイできていないのですが、帽子や読みかけの本、子供たちのぬいぐるみまで、ぽいぽい置いてもお部屋をそれなりにまとめてくれます。『存在感の勝利』的な感じですね。あと、意外に下段の引出しが大容量なので、捨てられないCD類がたくさんしまえて重宝しています。」

見せる収納でいつもの道具を並べても、その圧倒的な存在感の前に生活感がかすんでしまうんですね。むしろ、よく使うファッション雑貨、お気に入りのおもちゃ、本……並ぶものたちの中にご家族の日常が垣間見えるからこそ、圧倒的な存在感がインテリアで悪目立ちしないのかもしれません。この空間にある絶妙な均衡がまた素敵です。


■搬入経路と設置場所選びはかなり重要!

「大容量・大迫力!落ち着いた風合いのはしご付きアイアンチェスト」 by sachiさん
sachiさん

「とにかく背が高くて、大きくて重いです。自力で動かすのはなかなか難しいと思います。そのため、あとあと後悔しない設置場所選びが重要。

また、搬入経路確認も必須です。我が家は大丈夫だろうと思っていたのですが、リビングドア横の廊下コーナーの部分が邪魔をして、庭に面した掃き出し窓から搬入となりました。配送業者さんにはご苦労をおかけしました(反省)。でも、プロの仕事と対応力はすごかったです!」

たしかに、これほど大きな家具は搬入も移動も手がかかります。組み立て式であるものの、一度組み立てたらもう二度と……と思うほどのボリュームです。取り入れる際は、間取りや動線とよく相談する作業が不可欠ですね。


■印象的な空間をつくる家具

「大容量・大迫力!落ち着いた風合いのはしご付きアイアンチェスト」 by sachiさん

雰囲気のあるショップには多くの場合、アイキャッチになる個性的な什器があります。それがあるとないとでは、空間の印象が全く違ってしまうほどのアイコン。sachiさんの愛用品は、そんな絶対的な存在でした。家庭のインテリアに取り入れるには、勇気がいるかもしれません。でも、頼もしい収納力と生活感に味を出す演出力は、その思いきりを裏切りません。

『シンプルな空間だからひとつアクセントが欲しい、でも暮らしに便利なものが良い……』『収納が少ないから、インテリア性の高いものを選びたい』こんな風に検討中の方はぜひ、sachiさんの愛用品を参考にしてみてください。



執筆:RoomClip mag 編集部