いつどこで起きるかわからない災害。そのときのために準備しておきたいものが防災グッズです。
すぐに持ち出せる場所
予知できない災害だからこそ、防災グッズはすぐに取り出せる場所に準備することが大事です。ユーザーのみなさんは、玄関や寝室に備えている方も多くいらっしゃいました。具体的な実例をご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
■玄関に準備する
こちらのmyu-さんは、すぐに持ち出せる玄関に防災グッズを備えていらっしゃいました。自宅から避難先に向かう際も、玄関にあると慌てずに準備できそうですね。非常時にゴミ収集がないことも想定して、このボックスを用意しているそうです。さまざまなことを予想して備える大切さが重要ですね。
■棚をDIYし、ヘルメットも取りやすく

Attaさんも、玄関近くの棚に防災グッズを準備されていました。押入れに収納されていたのを、家族みんなが把握しやすい玄関近くに移動されたとのこと。DIYされた棚で、家族人数分のヘルメットも収納されています。分かりやすく取り出しやすいアイデアですね。
■ベッドサイドに備える

yu-yuukiさんは、寝室のベッドサイドに必要最低限の防災グッズを置いているそうです。就寝中の被災にも慌てないため、ベッドまわりに備えることも重要ですね。お子さんの避難用シューズは、スリッパではなく踵つきのマリンシューズを準備していらっしゃいました。安全を考慮した準備品も参考になる実例です。
■防災グッズを分散して備える

minmi-さんは、家の中の数カ所に分けて防災グッズを収納されています。その中のひとつは、こちらのベッド下収納。災害時、家の一部が被災し、防災グッズが取り出せない状況でも分散して準備してあると安心です。お子さんの使わなくなったリュックを使用し、身近なものでも備えていらっしゃいます。
収納スペースに準備する
次にご紹介するのは、防災グッズを収納スペースに備えた実例です。クローゼットやリビング収納など、家族が集まる場所に置いておくのも最適。よく開ける場所であれば、在庫や賞味期限のチェックもしやすいですよね。参考になる収納方法を見ていきましょう。
■毎日開けるクローゼットに収納

miyuさんは、階段下に収納していた防災グッズを毎日意識できるクローゼットに移動されたそうです。防災グッズは奥に収納せず、手前に置くのも大事なポイント。水には賞味期限のメモもあり、日常的にチェックできるすばらしいつくりです。
■趣味のアイテムと一緒に収納

こちらは、mikigumaさんの実例です。防災グッズを階段下に収納されています。趣味でいらっしゃるキャンプ道具と併用して備えているとのこと。キャンプと非常時、共通して使えるものも多いですよね。安全のためのヘルメットだけはすぐ避難できる玄関にあるそうで、防災意識の高さがうかがえます。
■扉を外して取り出しやすく

yukarimamaさんは、廊下の物入れスペースに防災グッズを収納されています。半間の押入れをリメイクし、扉を外されたそうですよ。すぐに取り出せる仕組みづくりは参考になりますね。電池式LEDライトは各部屋に置いてあるそうで、停電時の備えも万全です。
備蓄品の置き場所
ライフラインが止まった際、とても重要になる食品や日用品のストック。これらも大事な防災グッズです。しかし、ある程度のスペースも必要ですよね。食品は賞味期限が近いものから消費し、また新たに備えるローリングストックもおすすめです。ユーザーさんも、さまざまな工夫で備えていました。ぜひ、ご覧ください。
■シンク下に備蓄品を収納

食品のストックをシンク下に収納している、tomoccoさんです。食べ慣れたものを消費しながら備蓄する、ローリングストックを実践されていました。開けたときに、上から在庫も把握しやすいつくりになっています。すぐに取り入れられる防災のアイデアですね。
■重たいものはキャスター台に載せて管理

こちらは、sumikoさんの備蓄品の収納方法です。食品はキッチンの引き出し収納、水は階段下にストックしていらっしゃいました。水はキャスター台に載せ、取り出しやすいですね。賞味期限もわかりやすいよう、赤ペンで目立たせていらっしゃいます。管理しやすい収納方法の参考になりますね。
■引き出しボックスで中身もわかりやすく

ayuさんは、廊下収納に防災グッズや備蓄品を置いていらっしゃいました。細かいものはボックス収納、重たいものはキャスター付きで整理された収納ですね。中身もわかりやすいため、なくなったものを買い足していくローリングストックもしやすいつくりです。
今回は、防災グッズの置き場所をご紹介しました。RoomClipユーザーさんの防災意識の高さがうかがえる実例ばかりでしたね。
執筆:solu