可愛らしく華やかなイメージの春のお花、チューリップ。色とりどりにふわりと開く花びらを見ると、清々しい気持ちになりますよね。
チューリップの魅力を引き出す飾り方
チューリップは、可憐さ、華やかさ、エレガントさなど、種類やカラーによってもさまざまな印象を与えてくれます。そこで、チューリップの個性をより引き出す飾り方を試してみませんか?一輪挿しの凛とした佇まいやアレンジで魅せるゴージャス感のある雰囲気など、シーンに合わせて取り入れてみてください。
■一輪挿しで可憐に
チューリップの可憐さをじっくり堪能するなら、一輪挿しがおすすめです。花びらや葉の深い色味が際立ちます。amke_tさんのように、アート感のあるフラワーベースに合わせると、美しい作品のような印象に。1本だからこその凛とした雰囲気を楽しみたいですね。
■カラーを混ぜて鮮やかに
たくさんのチューリップでボリューム感いっぱいに飾っているanmitsuさん。カラーもミックスさせて、ポップで明るい印象に仕上げていました。チューリップの迫力を存分に感じることができるので、見ているだけで気分もあがりそうですね。お花のまわりまでぱっと照らすようなディスプレイです。
■他の種類のお花と一緒にアレンジ
rekomamaさんは、チューリップ以外のお花もミックスして、躍動感のある飾り方を実践されていました。上や横に下向きなど、お花があらゆる方向に伸びているので、それぞれの角度の表情が楽しめるのも素敵ですよね。上品さと個性が合わさったアレンジで、思わず見入ってしまいます。
■桃の枝と合わせて春らしく
ピンク・白・緑の3色で、爽やかな春らしい色味にアレンジしたkayok1737さん。色味だけでなく、桃の花のついた枝を合わせて、春の花が咲くコーナーに仕上げていましたよ。
個性的なチューリップでアクセント
続いては、お部屋に飾ると絵になる個性派タイプのチューリップをご紹介したいと思います。花びらの形や大きさに特徴があり、チューリップのイメージとはちょっと違ったアクセントをもたらしてくれるような種類もありますよ。ディスプレイの仕方やフラワーベースとの相性などもぜひチェックしてみてください。
■ボリューミーな八重咲チューリップ
一重のチューリップより花びらが多く、ボリューム感がある八重咲チューリップ。shuさんは、スタイリッシュなフラワーベースにさして、寝室に飾っていましたよ。花びらが多いだけでなくカラーも鮮やかなので、モノトーンディスプレイとの対比がクールに映りますね。このように複数本で飾れば存在感に魅せられます。
■繊細な花びらが楽しめるフリンジ咲き
Dさんが飾っていたのは、フリンジ咲きのチューリップです。こちらは、花びらの先の部分がギザギザしているのが特徴です。ふわっと広がって見えるので、キュートさが倍増しますよね。お花と葉っぱの色鮮やかさが引き立っていて、ホワイトインテリアとの相性も抜群です。より華やかさをプラスしたいときにぴったりです。
■ミニサイズの原種チューリップ
poturiさんが紹介してくださったのは、原種チューリップです。一般的なチューリップとは違い、ミニサイズで小ぶりなお花をつけるものが多いんだそうですよ。葉や茎の合間からころんと見えるお花が印象的に映ります。
生花や切り花以外のチューリップの取り入れ方
最後は、生花や切り花以外のチューリップの取り入れ方をご紹介したいと思います。本物そっくりのフェイクフラワーならいつでも好きなときにお部屋にチューリップを咲かせることができますよ。また、球根だからこそのメリットを活かして、水耕栽培をしながらディスプレイするのもおすすめです。
■フェイクなら一年中楽しめる
natsuさんのディスプレイコーナーには、フェイクチューリップが飾ってありました。フェイクですが、花びらのグラデーションが美しく、ワイヤーの入った茎はすらりと伸びて、本物のような美しさがありますね。季節を問わず一年中お部屋の中でチューリップを楽しむことができます。
■ふんわりとした編みチューリップ
こちらのチューリップは、キャンドゥの編みチューリップです。編んで作った花びらはふんわりとしていて、可愛らしいフォルムですよね。b.bさんのようにホワイトトーンのインテリアに加えると、優しい色味が溶け込んで癒し効果も抜群です。柔らかい色どりを加えたいスペースにおすすめです。
■水栽培で育てながら飾って
球根の水耕栽培ができるチューリップは、その過程をディスプレイしつつ楽しむこともできます。Lucyさんのようにクリアな容器で育てれば、球根から茎までのすべてが見えて、成長を観察することができますね。お花が咲くのを待ちわびながら、そのときどきの状態を堪能できるのが魅力です。
いかがでしたでしょうか。飾り方アイデアはもちろんですが、種類の豊富さや、生花や切り花以外の取り入れ方など、シーンに合わせたディスプレイが満載でしたね。チューリップのある癒しのお部屋作りにチャレンジしてみてください。
執筆:Hirari