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 ジュビロ磐田が元日本代表FW川又堅碁との契約満了を公式発表した。8日、クラブ公式サイトで伝えている。

【川又 堅碁選手 契約満了のお知らせ】

川又 堅碁選手(FW)につきまして、契約満了に伴い、来季(2020シーズン)の契約を更新しないことになりましたのでお知らせいたします。https://t.co/OMTZFDTVQQ pic.twitter.com/JmsvtZOqmo

— ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) December 9, 2019

 今シーズンJ1リーグで18位に終わりJ2 リーグへの降格が決まったジュビロ。川俣は今シーズン、リーグ戦8試合に出場して1得点と怪我の影響もあり、思うような活躍を残せなかった。そんな同選手は人生初の0円提示に「ショックと自分の不甲斐なさにがっかりしている」と明かしつつ、サポータに感謝の気持ちを伝えている。

川又堅碁

「3年間お世話になりました。今年は怪我が続き、チームに貢献出来ず本当に申し訳なく思っています。

早く怪我を治してチームに戻りたかったのですが、契約満了に伴い、来季の契約はしないという、サッカー人生初の0円提示を受け、ショックと自分の不甲斐なさにがっかりしています。

サポーターの皆様には、本当に勇気をもらいましたし、何も返すことが出来ず去らなければならないことをお詫びします。
まだまだサッカーをやりたいので、これからチームを探し、もう一度元気な姿を必ずお見せします!!ありがとうございました!!」

 川又は高校卒業後にアルビレックス新潟に入団。その後、ブラジルのサンパウロ州のクラブやファジアーノ岡山でプレーした後に2013年に新潟に復帰。同年32で23ゴールを記録し、自身初のシーズン20得点を達成した。その後、2014年夏から名古屋グランパスで2年半プレーしたのち、2017年にジュビロ磐田に移籍。

同クラブでは2017年、18年で全試合に出場するも、今年は9試合のみと出場機会が激減していた。

 なお川又は現役続行の意思を表明しており、新天地に注目が集まる。