レアル・マドリードのベルギー代表FWエデン・アザールは当初よりも早く戦線復帰するかもしれない。12日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 アザールは2019年夏にチェルシーからレアル・マドリードに加入したものの、昨季は右足の骨折もあり公式戦20試合の出場にとどまっていた。そして今季も右脚の筋肉に問題を抱えたことにより開幕から出遅れると、新型コロナウイルス陽性判定による隔離などもあり、ここまで公式戦13試合の出場となっている。

 その中、同選手は3日の全体トレーニングにおいて途中離脱をすると検査の結果、左大腿筋に問題を抱えていることが判明。当初は離脱期間が4~6週間に及ぶものとみられていたが、12日にグラウンドでのランニングを再開していることから、復帰時期が早まるという見方が広まっているようだ。

 なお、レアル・マドリードは14日に行われるラ・リーガ第23節・バレンシア戦を前にスペイン代表DFダニエル・カルバハルとFWルーカス・バスケスが全体トレーニングに復帰しているものの、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスをはじめトップチーム登録の複数選手が依然として戦列を離れている状況だ。