マンチェスター・シティが、トッテナム・ホットスパーに所属するイングランド代表FWハリー・ケインの獲得に向けて動くようだ。イギリス『ガーディアン』が伝えた。
公式戦通算335試合で220ゴールの成績を収めるなど、長年トッテナムやイングランド代表のエースとして活躍してきたケイン。2度のプレミア得点王に輝くなど個人タイトルは獲得しているものの、チームでのタイトルは獲得できておらず、無冠のままシーズンを終える今夏にトッテナム退団を志願したと各メディアによって伝えられている。
そうしたなか、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロの退団が決定しているシティがケイン獲得に向けて、トッテナム側と会談を行うという。ケインも今季のプレミアリーグを制したシティ移籍にオープンであるものの、ダニエル・レヴィ会長は同選手を売却する意思はなく、少なくとも1億3000万ポンド(約199億9000万円)を要求するとみられている。
そのほか、マンチェスター・ユナイテッドもケインに関心を示していたものの、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニと1年の契約延長を行なったことからその熱は冷めている模様。ただ、その関心も再燃する可能性があるとのこと。また、チェルシーはケイン獲得に向けた動き動きを見せていないようだ。