元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、今月1日の明治安田生命J1リーグ第19節北海道コンサドーレ札幌戦を最後にヴィッセル神戸を退団。同選手の別れを惜しむ声が多方面から上がる中、かつて神戸で背番号「8」をつけていた横浜FC所属MF三田啓貴のSNS投稿が話題を呼んでいる。

 三田は2017シーズン終了後にベガルタ仙台から神戸へ完全移籍。当初は背番号「8」を着用していたが、2018年夏にイニエスタが神戸へ加入すると7番に変更。さらに2019年にはバルセロナで背番号「7」をつけていたダビド・ビジャの加入で14番に。2度にわたる三田の背番号変更が、Jリーグファンの間で議論の対象となっていた。

 そんな三田は2019シーズン途中に神戸から古巣のFC東京へ完全移籍。今季から横浜FCでプレーしており、5月7日のJ1第12節神戸戦ではピッチ上でイニエスタと相対していた。

 同選手は今月3日に自身のインスタグラムアカウントを更新。「8 A.INIESTA」と刻まれたサイン入りのユニフォームを持つイニエスタとのツーショット写真をアップすると、「俺の憧れの選手と一緒にプレーできたことは本当に財産になりました。色んなことを近くで学んで毎日が貴重でした!俺のマエストロありがとう」と投稿。元神戸所属選手のMF橋本拳人をはじめ多くの日本人SNSユーザーが「いいね」で反応している。

 神戸時代の背番号で、一時期注目を集めた三田。かつての戦友であるイニエスタから、サインの入った背番号「8」のユニフォームを受け取ったものとみられる。