元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、今月1日の明治安田生命J1リーグ第19節北海道コンサドーレ札幌戦を最後にヴィッセル神戸を退団。6日に1本の動画を通じて、改めて神戸での5年間を振り返るとともに、感謝の思いを伝えた。

 イニエスタは6日午前に自身のツイッターアカウントを更新。90秒ほどの動画を公開するとともに、ファンに対して「Una vez más, gracias! 改めて、ありがとう!」とメッセージを添えている。

 動画には、来日から今に至るまでの出来事が収められている。同選手は日本での平穏な生活や、2019シーズンの天皇杯優勝、2020年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で負った右大腿直筋近位部腱断裂の怪我、札幌戦での退団セレモニーを振り返った上で「選手としても人としても成長できました」とコメント。日本のSNSユーザーから感謝や労いの言葉が数多く寄せられている。

 なおイニエスタの去就については、スペイン国内ラジオ局『RAC1』が今月4日に「MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)インテル・マイアミからオファーが届いている。

ただ彼はサウジアラビア国内クラブからのオファーも考慮している」とリポート。

 インテル・マイアミでFWリオネル・メッシやMFセルヒオ・ブスケツなど、バルセロナ時代のチームメイト再会する可能性が報じられている。