日本代表MF鎌田大地は、2022/23シーズン限りでブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルトを退団。セリエA(イタリア1部)ミラン移籍が破談に終わったとみられる中、海外メディアが鎌田とGKダビド・デ・ヘアらフリーで獲得可能なスター選手を比較している。

 鎌田がミランへ移籍する可能性については、イタリア国内の複数メディアが先月に「年俸300万ユーロ(約4億5000万円)による4年契約でサインを交わす」と報道。しかしミランは鎌田よりも先にチェルシーからMFルーベン・ロフタス=チークを獲得。EU圏外選手枠が残り1枠となったほか、クラブ幹部の交代もあり、鎌田ミラン移籍は破談の可能性が高いとみられている。

 そんな中、オーストリアメディア『Kronen Zeitung』は今月11日に「現在失業中であるスター選手」という見出しのもと、フリーで獲得可能な選手として鎌田やDFセルヒオ・ラモス、FWエデン・アザール、GKダビド・デ・ヘア、DFジョルディ・アルバ、MFハメス・ロドリゲスを紹介。鎌田について以下にように綴っている。

 「鎌田は現在世界で市場価値が最も高い失業中のサッカー選手だ。

彼の市場価値は2700万ユーロ(約41億円)である。フランクフルトとの契約満了後、ミラン移籍が破談に終わった。現在はインテル、ナポリ、ドルトムント、トッテナム、ニューカッスルが移籍先候補にあがっている」

 なお英メディア『90min』は、今月10日に「インテルとナポリが鎌田にオファーを提示している。以前から関心を示していたボルシア・ドルトムント、トッテナム、ニューカッスル・ユナイテッドには選手サイドから状況を知らされている」とリポート。

 本人がUEFAチャンピオンズリーグでのプレーを望む中、同選手の代理人がインテルとラツィオに接触した可能性もイタリア国内で報じられている。