元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、今季途中で明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸を退団。MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)インテル・マイアミ移籍の可能性が報じられる中、ここにきてラ・リーガ(スペイン1部)バルセロナ復帰説も浮上している。

 イニエスタの移籍先については先日、スペイン国内ラジオ局『RAC1』が「インテル・マイアミはメッシやセルヒオ・ブスケツとの契約につづき、すでにジョルディ・アルバとの交渉も始めている。くわえてイニエスタとの獲得も検討している」

 「ただイニエスタにはインテル・マイアミだけでなく、サウジアラビア国内クラブからのオファーも届いている」と伝えていた。

 すると英メディア『ライブスコア』は今月12日に「一部のロマンチストは、かつての中盤のパートナーであるシャビが現在監督を務めるバルセロナに復帰する可能性を示唆している」とし、バルセロナ復帰の可能性を「現実的な選択肢だ」と主張。「空想的なものであるように思えるが、カンプ・ノウでの再会が予定されている」と綴っている。

 ただ一方で、同メディアはインテル・マイアミやサウジアラビア国内クラブからのオファーに触れた上で「シャビが現役時代を終え、監督としてのキャリアをスタートさせたカタールも選択肢のひとつだ」とリポート。イニエスタ本人の意向について以下のような見解を示した。

 「イニエスタにとって、レギュラーとしてプレーすることがどれだけ重要なことなのか、それがすべてなのかもしれない。インテル・マイアミでバルセロナ時代のチームメイトと再会することは最も魅力的な選択であるが、プレー時間がより保証されるチームが他にもあるかもしれない」

 「すべてのサッカー選手がそうであるように、イニエスタも引退後の生活資金を増やすことを考えているだろう。幸福度が移籍先の決め手になるかもしれない」